米人気歌手のマドンナが新型コロナウイルスの抗体検査で陽性になったことを告白。「明日ドライブでコロナの空気を吸い込む」と発言し、米メディアで波紋を広げている。

　61歳のカリスマはインスタグラムで「隔離日記　14回目」と題した動画を公開した。タイプライターを叩きながら、「以前検査を受けたのだけど、私には抗体があることがわかったの」と告白している。

　新型コロナウイルスの抗体検査を受け、陽性と診断されたというマドンナは「私は明日、車で遠出することにするわ。窓を落として、空気を吸い込む。新型コロナの空気を吸い込むの。そうよ。晴れるといいわ」とも発言している。

　米紙「USAトゥデー」も今回の発言に注目。「マドンナは抗体検査で陽性反応となった後、コロナの風を吸うことを計画」と特集。

　歌姫の発言とは裏腹に、記事ではアメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、新型コロナの抗体検査での陽性判定と、ウイルスに対する免疫や再発防止に関する因果関係は不透明と公表していることも指摘している。

　一方、「コロナウイルスは大きな平等をもたらすもの」と3月に発言し、波紋を広げていたことも紹介されたマドンナ。米メディア「ヤフー・ムービーズ」も今回の発言を報じるなど、再び注目を集めている。