キックボクサーの安保瑠輝也が2日、自身のYouTubeチャンネルを更新。3月31日に開催された「BreakingDown7.5」のジョリー戦舞台裏映像を公開した。

　まな弟子であるジョリーは元アウトサイダーのレジェンド・吉永啓之輔に延長の末、判定勝ちを収めた。しかし、セコンドに入っていた安保はブチギレていた。

　啓之輔とは2度目の対戦。ジョリーはローキックを序盤から当て、相手を崩していく。以前とは見違えるほどに成長していた。ラウンド間に安保は的確に指示を出す。

　安保がキレたのは3Rの直後だった。最終Rに前に出なかったジョリーに対し「なぁ、お前余裕ないからあんなことしてんねん。前出ろお前、分かったな！」と持っていた水をかけた。さらに「気持ち足りんなお前。そんなんでリング上がるな」と発破をかけた。

　結果は判定勝ち。勝利したことを褒めつつも3R、前に出なかったジョリーを安保は「行けって言ったら行けよ」としかる。しかし、これには明確な理由があった。

　3R残り5秒の場面で啓之輔は、ガードをせずに腕を上げて挑発した。安保はこのシーンを「余裕がないからすんねん。それする暇があるんやったらパンチを5発でも打った方がええやん。それせんとするのは、余裕がないから。それを見抜いて言ってんねん。だから行けよ。3Rで勝ててたから。まぁまだまだやな。はっきり言って。全然お前強くないわ。BreakingDownでは勝てるよ。でも3分の舞台では勝てんよ絶対に。リングの中に入ってどつきたかったよ」と吐き捨てた。