タレントの辻希美が29日、都内で行われたコクヨ「Hello! Family.」新ブランド発表会に、教育ジャーナリストの加藤紀子氏、「Hello! Family.」プロジェクトリーダーの山本容子氏とともに出席した。

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　子どもが小学校にあがるタイミングで仕事と子育ての両立が難しくなるという育児課題、“小1の壁”の解決をサポートする同ブランドのイベントに出席した辻は、子育てで意識していることを聞かれると「うちは基本的に“自由”がモットーなんですけど、その中でも子どもって成長が一人一人違って、同じ環境で育っても、同じ母親から生まれても、成長のスピードも違うので、周りと比べないでその子はその子って見てあげることを夫婦で意識して子育てしています」と明かし、加藤氏から「核心を突いている」と絶賛の声が飛んだ。

　また、性格も好みもバラバラな子ども4人を育てるのは大変ではないかと追求されると「子育てに慣れていないときはいっぱいいっぱいになっちゃったんですけど、“こうすることが当たり前”って概念を取っ払ったときに自分も楽になって、きっと子どもも楽になったのかなと思いますね」と回顧。それでも子育てに関する悩みは尽きないそうで「今すごく思うのは、子育ての悩みがあることがすごく幸せだなって（笑）。逆に悩みがなくなったときが親としてすごく寂しいし、子どもの悩みがあるというのは親が成長させられているときなので、やりがいはすごく感じていますね。日々、悩みは尽きないです（笑）」と笑顔で語った。

　さらに、長女はこの春から高校生になり、長男は中学生になるそうだが、辻自身は子離れができていないという。「いくつになっても子どもは子どもなんだなって思っちゃいますし、1番上は高校生になりますけど不安ですもん（笑）」と吐露し、「全部やってあげたくなっちゃうし、反抗期とか思春期のときに頼まれたりすると、わがままなのかもしれないですけど、そういうときこそやってあげたいと思いますし、まだまだ子離れできていないですね」と語った。