さらば森田&霜降りせいや、『私のバカせまい史』がレギュラー化 せいや「プレッシャーが半端ない」

フジテレビ系で4月20日にスタートするバラエティー番組『私のバカせまい史』の初回収録が行われた。収録後、同番組の研究員として出演したお笑いタレントのせいや(霜降り明星)と森田哲矢(さらば青春の光)が囲み取材に応じた。

『私のバカせまい史』に出演した霜降り明星のせいや【写真:(C)フジテレビ】
『私のバカせまい史』に出演した霜降り明星のせいや【写真:(C)フジテレビ】

『私のバカせまい史』研究員、打ち合わせは2時間を3回

 フジテレビ系で4月20日にスタートするバラエティー番組『私のバカせまい史』の初回収録が行われた。収録後、同番組の研究員として出演したお笑いタレントのせいや(霜降り明星)と森田哲矢(さらば青春の光)が囲み取材に応じた。

 声をガラガラにしたまま取材会場に現れた森田は「これ、来週も誰かがやるっていうことですよね」とボソリとつぶやき、「俺はもう来週の打ち合わせ一個、終わってるのもあります。またあの戦場に向かわなければいけないということで、身が引き締まる思いでやらせていただきます。でもまあ、(今回は)終わった後の安堵感もあって、せいやのことをニヤニヤして見てました」と話し、笑いを誘った。さらに、せいやが「森田さんの後、嫌でしたわ。森田さんがリラックスしてはったからいいなあと思って。ただ、この番組はみんなと毎回飲みに行きたくなるいい汗をかく番組です」と話すと、森田も「分かち合いたいよな」と賛同していた。

 報道陣から「具体的にどういう段取りなんですか」という質問が上がると、森田は「まずは打ち合わせをこんなにもやる番組はないんです。大体は1回なんですよ。で、番組では4、50秒話して終わり。この番組ではがっつり打ち合わせを2時間くらいやって、それが3回くらいあるという感じです」と説明。せいやが「普通のお笑いの現場では瞬発力みたいなもので“やってしまえ”みたいなことがあるんですけど、これはちゃんと準備しないといけないんです。進行をミスってしまったら終わりなんで。スタッフさんが膨大な時間をかけて調べてくれていて、プレッシャーが半端ないし、僕らが現場で失敗したら皆さんの労力が無駄になる」と語ると、森田は「プレゼンしている脇で大量のスタッフさんが子犬のような顔でいるんです。俺はこの人たちを背負っているんだっていうね。しびれる現場ではありますね」と付け加えた。

 また、「打ち合わせのときに演者さんからのご提案もあるんですか」という質問に森田は「これ調べてもらえませんかとか、これを軸で行ったらいいですかねとかね。僕でいうと『この年、何がありましたか』とかひも付けたいやつを調べてもらうっていうのがありますね」と回答。せいやは「今回、とあるグラフを触れずにいこうと思ったんですけど、聞いてみたらおもろかったんですよ。『急きょオンエアで差し込みになりますけど、僕言いますね』みたいな。ここをおもろがりたいというのはギリギリまでありますね」と裏話を明かしていた。

 同番組は、研究長扮(ふん)するバカリズムを筆頭とした芸能人が誰も調べたことのないような“せま~い歴史”を紹介するバラエティー番組。過去3回の特番、6回の期間限定レギュラーを経て、毎週木曜21時からのレギュラー番組に昇格した。昨年5月6日に放送された回はギャラクシー賞を受賞。過去、計9回の放送でプレゼンされた“バカせまい史”は18本に及ぶ。

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