【舞いあがれ!】浅田芭路、舞の娘役で再登場の背景 NHK「新しい未来担っていく人」

俳優・福原遥がヒロイン・梅津舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。

梅津歩を演じる浅田芭路(前列左)【写真:(C)NHK】
梅津歩を演じる浅田芭路(前列左)【写真:(C)NHK】

30日放送の第125回 浦一太の幼少期演じた野原壱太も一太の息子役

 俳優・福原遥がヒロイン・梅津舞を演じるNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』(月~土曜午前8時)。物語は東大阪や五島列島を舞台に、舞が空への夢に向かって奮闘する姿を描く。

 3月30日に放送された第125回では、舞の幼少期を演じた浅田芭路が再登場し、舞の娘・歩を演じた。また、舞が幼い時に五島で知り合った浦一太についても一太の幼少期を演じた野原壱太が一太の息子・進役で出演した。NHKの制作統括・熊野律時氏が取材に応じて背景を語ってくれた。

「舞に娘ができて、物語の中で年齢的にもこのくらいというところで、浅田さんに出演していただきたいと思いました。物語が大きく巡っていく中で、次の新しい未来を担っていく人ということで、もう1回浅田さんに出演していただくことは、このドラマの全体の意味合いとしても大事だと思って出演をお願いしました」

 浅田は約半年ぶりの出演となる。

「すごく芝居が上手で頭のいい方なので、久しぶりでしたが、すんなり舞から歩というキャラクターをきちんと演じてくれました。浅田さんもまた帰ってこられたということをすごく喜んで、楽しんでやってくださいました。最初の浅田芭路ちゃんより少し成長している感じが物語上も見えているのはタイミング的にも良かったと思います」

 物語上、大人の舞を演じる福原遥とは初共演となる。コンビネーションはどうか。

「舞の幼少期を描く最初の五島のロケで、福原さんは自分の出番ではないシーンでも、現場に来て浅田さんと仲良くしていました。だから何の違和感もなく母娘を演じてくれました。福原さんには、自分の子ども時代を演じた子が自分の子どもとして登場するのはちょっと不思議な感じではありますが、2人とも喜んで楽しんで演じていただけたなという感じです」

 浅田の演じる歩は「私も将来パイロットになる。宇宙船のパイロット」と話した。

「未来につながる、無限の可能性のある、新しい世代が出てきて新しい明るい未来をつくっていくんだというつもりで描いています」

 野原の起用も尋ねてみた。

「一太の子ども時代をすてきに演じ、素晴らしいお芝居をしてくださいました。最後に、どんな子たちが未来を背負っていくのかな、という時、五島の人として次の時代を担う子どもの役に野原君にぜひ出演してもらい、ここからまた新しいことが始まることを感じいただけるかなと思ってキャスティングしました」

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください