朝倉未来が社長を務める格闘技エンターテインメント「BreakingDown7.5」（31日）の記者会見が21日、都内で行われ、出場選手が出席した。会見では全8カードが発表され、乱闘寸前の事態が続々とぼっ発した。今大会で唯一組まれた女子対決でも因縁の2人がバチバチにやりあい、関係者が制止に入る事態となった。

　極真空手の元世界王者で“腹ネキ”こといわちと“空手ギャル”木村美玲は「BreakingDown7」で対戦。いわちが判定勝ちしたが、木村の“疑惑のダウン”が大きく影響し、ネット上では“誤審”と炎上。今回即座に再戦が組まれることとなった。

　向き合って視線を交錯させる2人。フェイスオフでは木村がニヤニヤしながら中指を立て挑発すると、いわきが激高。「負けねぇから」とつかみかかると関係者が制止に入った。

　木村は「この場を借りて彼女に言いたいことがある。試合後の言動とか、私から見て人間性がやばいなと思って。大多数があなたの顔を引っぱたきたいと思っていると思うんで、絶対にふっとばしてやろうと思ってます」と笑いながら言い放つと、いわちも「勝ちは勝ったんですが、気持ちのいい勝ちではなかった。今回わけわかんないこと言ってますけど、弱虫に負けるつもりはないので圧倒的にKOします」とKO宣言。舌戦を繰り広げた。

　BreakingDown7.5で対戦が決まったのは以下のカード。

第1試合：ぬりぼうvs松葉大輝

第2試合：いわちvs木村美玲

第3試合：初見涼vs金城行虎

第4試合：八須拳太郎vs秀虎

第5試合：外枦保尋斗vs醤油ニキ

第6試合：近藤優太vs信原空

第7試合：冨澤大智vsダンチメンあつき

第8試合：ジョリーvs啓之輔