“リトルトゥース”戸塚純貴、春日俊彰役で『だが、情熱はある』出演 「今までで1番難しい」

俳優の戸塚純貴が4月9日からスタートする日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(日曜午後10時30分)に、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰役で出演することが20日、分かった。

戸塚純貴(左)が春日俊彰を演じることが決定【写真:(C)日本テレビ】
戸塚純貴(左)が春日俊彰を演じることが決定【写真:(C)日本テレビ】

若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の半生を描く

 俳優の戸塚純貴が4月9日からスタートする日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(日曜午後10時30分)に、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰役で出演することが20日、分かった。

 本作はお笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生を描く、実話に基づいたストーリー。オードリーの若林役を高橋海人(King & Prince)、南海キャンディーズの山里役を森本慎太郎(SixTONES)が演じる。

 若林と山里はそれぞれ10代の頃からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末、「M-1」準優勝でブレーク。オードリー、南海キャンディーズは誰もが知る人気お笑いコンビとなるのだが、ともに売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、ネガティブな思い。「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬み。そんな負の感情の中でもがいていた。

 そんな中でふたりは出会うことになる。ふたりは漫才コンビ「たりないふたり」を結成。自分の「負」に向き合い、自分の「足りなさ」を「お笑い」に昇華していく。そして結成12年。解散の時を迎える。新型コロナウイルスが世界をむしばむ中、運命の「解散無観客ライブ」の日がやってくる。

 このたび、戸塚が若林の相方・春日役を演じることが決定。戸塚は、2011年に俳優デビューを飾ると、翌年には『仮面ライダーウィザード』に出演。以降、『今日から俺は!!』や『親バカ青春白書』、『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』、映画『銀魂2』、舞台『VAMP SHOW』など数多くの作品に出演し、新世代の実力派俳優と呼ばれている。

 実はかねてからオードリーのラジオリスナーであり、オードリーのラジオリスナー役をドラマでナチュラルに演じた経験もある戸塚。「リトルトゥース戸塚純貴が、春日さんを演じる日が来るとは夢にも思っていませんでした。大変光栄に思うと共に、今までで1番難しい壁に直面しています」と期待と不安を語った。

 続けて、「見れば見るほど知れば知るほど底知れない春日さんにリスペクトを込めて全力でぶつかっていきたいと思います。若林役高橋海人氏は信頼できる相方なので身を任せております。ひとつよしなに」と意気込んだ。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか

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