【光る君へ】黒木華が源倫子役で3作目の大河「吉高さんとのお芝居も楽しみ」

NHKが20日、来年1月にスタートする大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を発表し、黒木華が源倫子(みなもとのともこ)を演じるとした。

源倫子役の黒木華【写真:(C)NHK】
源倫子役の黒木華【写真:(C)NHK】

藤原道長の嫡妻。おおらかさと強さを併せ持つ女性

 NHKが20日、来年1月にスタートする大河ドラマ『光る君へ』の新たな出演者を発表し、黒木華が源倫子(みなもとのともこ)を演じるとした。

 NHKによると、演じる源倫子は藤原道長の嫡妻。左大臣家の姫で、宇多天皇のひ孫。おおらかさと強さを併せ持つ女性。道長の出世の道を支え、ともに歩む紫式部(まひろ)とも交流があり、不思議な関係が築かれていくという。

 黒木は「藤原道長の嫡妻・源倫子のお話をいただいたとき『このドラマでの彼女は一見くったくのないお嬢様に見えるが、実は周囲が見えていて、本当の意味で統率力のある女性』とうかがいました。久々の大河ドラマの出演ですし、連続テレビ小説『花子とアン』以来の共演となる吉高さんとのお芝居も楽しみにしています。藤原道長の嫡妻として、紫式部とはまた違った関係を築いていくさまを見ていただけるとうれしいです。倫子の持つ明るさや強さを、と思います」と意気込みを示した。

 黒木の大河ドラマ出演は2016年『真田丸』、18年『西郷どん』に続き3作目。

 作品は平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く。武家台頭の時代の前にきらびやかな平安貴族の世界と懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する作品。紫式部を吉高由里子が演じ、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は大石静さんが担当する。

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