令和4年度「ストップ・オレオレ詐欺47～家族の絆作戦～」プロジェクトチーム（略称：SOS47）決起集会が14日、都内にて開催。特別防犯支援官を務める町田啓太が出席し、孫世代が特殊詐欺防止について発信することが大切だと語った。

「防犯機能付き電話機」を紹介するチラシにも出演している町田は「特殊詐欺被害の多くは、自宅の固定電話にかかってくる1本の電話から始まることがほとんどです。防犯機能付き電話機は、非通知の番号を着信拒否できますし、自動で通話内容を録音してくれます。大切なご家族が詐欺被害にあわないように、ぜひ防犯機能付き電話機をプレゼントして見てはいかがでしょうか」と呼び掛けた。

　さらに、詐欺防止のために必要なことを「僕たち孫世代が発信していくことがとても重要になると思います」と述べ、「ぜひこの情報を広めていただきたいです。よろしくお願いいたします」と頭を下げた。

　決起集会には、警察庁特別防犯対策監の杉良太郎、特別防犯支援官の松本利夫、伍代夏子、吉原朝馬、TOKIOの城島茂、乃木坂46の黒見明香、AKB48の向井地美音、SKE48の斉藤真木子、NMB48の塩月希依音、STU48の福田朱里、HKT48の運上弘菜も出席した。

　同プロジェクトチームは、2018年より全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺など特殊詐欺に関する知識や、被害防止策を分かりやすく伝え、全国47都道府県警察と共に被害を防止するための広報啓発活動を実施している。決起集会本番前には、事前説明として、本年度に新たに制作した広報啓発用動画のお披露目や「47都道府県警察本部訪問」の様子を紹介。本番では、各特別防犯支援官からのメッセージ発信のほか、全国の現場を見て感じた特殊詐欺撲滅に向けての課題や危機感、そして国民に対して伝えたい思いなどを踏まえ、杉対策監が決意表明を行った。