「超人的なDNAだ」がん、流産、スペイン風邪、コロナ乗り越えた101歳女性に米メディア脚光
新型コロナウイルスの感染者が100万人を突破した米国。死者も6万人に迫る危機的状況を迎えているが、スペイン風邪、流産、がん、そして、新型コロナウイルスも克服した101歳の女性が米メディアで話題に。「超人的なDNAの持ち主」と脚光を浴びている。米テレビ局「WGN9」が報じている。
彼女は人間じゃない
新型コロナウイルスの感染者が100万人を突破した米国。死者も6万人に迫る危機的状況を迎えているが、スペイン風邪、流産、がん、そして、新型コロナウイルスも克服した101歳の女性が米メディアで話題に。「超人的なDNAの持ち主」と脚光を浴びている。米テレビ局「WGN9」が報じている。
新型コロナウイルス感染後に回復し、話題を呼んでいるのは102歳の誕生日を控えるニューヨークのアンジェリーナ・フリードマンさん。
フリードマンさんは3月21日に手術を受ける際に新型コロナウイルス感染が発覚。1週間後に退院し、自宅隔離中は数週間高熱などに苦しんだが、ついに克服。4月20日に陰性と診断され、食欲も戻ったという。
「私の母親は逆境に強いの。流産と皮下出血とがんも乗り越えてきた。みんな、彼女が元気になると言ってくれているの」と語ったのは娘のジョアンヌ・メロラさん。
フリードマンさんは1918年にイタリアから米国に移住するために、ニューヨークに向かう船内で生まれた。全世界で5000万人が死亡したというスペイン風邪が大流行した年だった。
がんなど様々な試練を乗り越え、新たに新型コロナウイルスを克服した101歳の母親に対して、「彼女は人間じゃない。超人的なDNAの持ち主なの」とメロラさんは感嘆していたという。
地元紙「ニューヨーク・ポスト」も、「1918年のスペイン風邪を回避した超人的なDNAを持つ101歳がコロナウイルスを生き抜く」と特集するなど、米メディアでは奇跡の101歳を称賛している。