サッカー部員の動画炎上 部活動停止の可能性に賛否「本人だけでいい」「廃部もあるぞ」
埼玉栄高のサッカー部員が不適切な動画をSNSにアップしたことを受け、同校は謝罪文を出す事態に追い込まれた。部活動停止の可能性も取りざたされる中、SNSではその是非について議論が巻き起こっている。
埼玉栄高は「多くの方々にご不快な思いをさせてしまいました」と謝罪
埼玉栄高のサッカー部員が不適切な動画をSNSにアップしたことを受け、同校は謝罪文を出す事態に追い込まれた。部活動停止の可能性も取りざたされる中、SNSではその是非について議論が巻き起こっている。
東日本大震災から12年となった11日、同校のサッカー部員がインスタグラムに動画を投稿。「東日本大震災の、これを見ている方、生きていてとてもうれしいです。また、死んでしまった人は、お墓で聞こえないと思うが、ほんとに悔しいです」と嘲笑するように語り、最後は不謹慎な言葉で結ばれている。
この動画が翌日になってSNSで拡散されると、公開したアカウントは削除され、同校は公式サイトで「この度は、本校生徒が大変不適切な動画をSNS上に掲載したことにより、多くの方々にご不快な思いをさせてしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪文を掲載することとなった。
問題が大きくなったことを受け、同校サッカー部が活動停止となる可能性も報じられているが、ネット上では「ワンチャン廃部もあるぞ」「在学してる2人の代が卒業するまで全部活の大会参加の禁止位にした方が良い」「全体で責任取るのはやめよう。責任取るのは本人だけでいい」「不謹慎な動画はみたけど部活を停止させるほどとは思わない。彼一人あるいは撮影者などだけでいいのでは?」「他の生徒が可愛そうだし、SNS教育したってアホはアホなまま 意味ないよ」とさまざまな意見が飛び交っている。
埼玉栄高サッカー部は2007年に全国高校サッカー選手権出場、07年と08年には全国高校総体に出場している伝統校。サッカー部公式サイトの選手ページは現在、閲覧できない状態となっている。