嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ『どうする家康』（日曜午後8時）の第10話『側室をどうする！』が12日に放送され、笑えるコメディー場面が多かったことから視聴者は「丸々ギャグ回」と喜んでいる。

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　同話では、築山に庵を開いた瀬名（有村架純）と家康の間に子どもが2人しかいないことから、家康の母・於大（松嶋菜々子）が家康に側室を迎えるよう進言。怒った瀬名が於大に暴言を吐くバトルも繰り広げられたが、結局、瀬名も賛成し“側室オーディション”を開催。城下の女性が続々と集まる中、自称17歳の子どもや27歳を名乗るつえをついた老女、5人の子どもを連れた熟女、家康の面前で「いやだ、帰る」と泣き出す若い女性、身をしならせる色気ムンムンのセクシー美女（グラビアアイドルの清水あいり）らクセの強いキャラが次々と登場し阿鼻（あび）叫喚のカオス状態に。困惑したり鼻の下を伸ばしたりする家康に於大も瀬名もあきれはてる表情が笑いを誘った。

　審査員の於大と瀬名らが選んだのは、目立たない存在だが、異様に気の利く侍女のお葉（北香那）。家康は子作りのためお葉と一夜を過ごすことになり、瀬名はお葉に「殿はお耳が弱い。お耳を触って差し上げるとヘナヘナとなって気持ちよさそうにしておる。そうすると、たいてい赤子のように甘えてくるから、よしよしよしとおなかをなでてやれば思いのままじゃ」と寝床での秘策を指南するが、それがとんでもない騒動に発展。ここでもカオスのようなドタバタ劇が繰り広げられたが、10か月後にお葉は女の子（後の督姫）を出産、というハッピーな流れだった。その後、お葉は「わたくしは昔から殿方が苦手で」とカミングアウトし、家康と決別する。

　ギャグ要素の多かった第10話についてネットには「今日はむっちゃギャグ回だった」「側室選びはおもしろい」「今回ギャグ回すぎてよしよしよし！」「ハードな回が多いけど、このようなギャグ回も箸休めになります」「清水あいりちゃんが出てた！　嫌味のないお色気とギャグが面白くて」「めちゃくちゃ笑って面白かったんだけど、また受け付けない人が増えてそう」「歴史のこと考えなきゃギャグマンガ。それを大河と言われたら首かしげるけどめっちゃ笑う」などの声が寄せられている。