【K-1】江川優生、1R1分50秒でKO勝利も笑顔なし 王者・レオナへの“挑戦”見据える
K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~(2023年3月12日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で、江川優生(POWER OF DREAM)がカン・ユンソン(韓国)に1R1分50秒でKO勝利を収めた。
カン・ユンソン(韓国)相手に左右フックの連打でKO勝利
K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~(2023年3月12日、東京・国立代々木競技場 第一体育館)で、江川優生(POWER OF DREAM)がカン・ユンソン(韓国)に1R1分50秒でKO勝利を収めた。
会場には江川の兄貴分である第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者でプロボクサーの武居由樹の姿や、現K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者のレオナ・ペタスの姿もある。江川は同階級の王者であるレオナにアピールすることができるのか、注目が集まった。
江川は試合開始直後からプレスをかけてカンをコーナーに詰めていく。江川の放ったローキックがカンのローブローに入り試合は一時中断されるも、再開後もすぐさま江川がコーナーに詰め、左右のフックの連打でKO勝利。1R1分50秒、あっという間の勝利だった。
江川は昨年の4月、大岩龍矢(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定負けを喫している。その大岩は2023年3月12日の同大会において、國枝悠太(Never mind / 9+ nine plus lab.)を相手に2RでKO勝利をあげている。右のオーバーハンドが國枝の顔面にヒットし、ロープまで体が飛ばされるド派手な結末だった。
江川は試合後の会見で、「1Rは様子を見る予定だった。徐々にトップ選手を倒し、チャンピオンに挑戦できたらと思います」と笑顔はない。一方会場のレオナは笑顔でカメラに手を振った。レオナとしては「自分への挑戦は大岩にリベンジをしてから」と、江川に対してはまだ余裕の姿勢といったところか。