「初対面で魔裟斗を呼び捨て」した金子晃大の唯一無二の魅力 盟友に送った痛烈な言葉とは

「初対面で魔裟斗を呼び捨て」「撮影時はなぜかいつもダブルピース」など、至るところでその天然ぶりを見せるK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。同門である菅原美優のSNSには、こんな金子の発言も残されている。

初防衛戦を控え、意気込みを語った金子晃大【写真:國友公司】初防衛戦を控え、意気込みを語った金子晃大【写真:國友公司】
初防衛戦を控え、意気込みを語った金子晃大【写真:國友公司】初防衛戦を控え、意気込みを語った金子晃大【写真:國友公司】

西川口と三軒茶屋を行き来する金子

「初対面で魔裟斗を呼び捨て」「撮影時はなぜかいつもダブルピース」など、至るところでその天然ぶりを見せるK-1スーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)。同門である菅原美優のSNSには、こんな金子の発言も残されている。

「俺、自分のキャッチコピー嫌なんですよ、ゴールデンボーイって金玉って意味ですよね?」

 そんな金子の私生活を少しでも探るべく、試合直前の金子にインタビューを敢行。「できれば試合の3週間前に来てほしいです」と苦言を呈されてしまったが、プライベートな質問にも独特な“金子ワールド”で答えてくれた。

 金子のSNSを見てみると、現在所属しているシルバーウルフだけではなく、ゴンナパー・ウィラサクレックなどが所属する「ウィラサクレックジム」で練習をしている様子が投稿されている。ムエタイジムといえば、選手たちは衣食住をともにし、集団生活を送っているイメージもあるが、金子は「朝、練習に行くだけです」と話す。

「午前中はウィラサクレックジム、午後はシルバーウルフで練習しています。練習をしに行っているだけなので、ほかの選手との交流はまったくないです。ただ、タイ人のトレーナーとは結構仲良くなりました。西川口のウィラサクレックジムに通っていますが、この街には初めて来ました。なんか、ディープなところっすね」

 西川口といえば日本人の舌に寄せない本場の中華料理店が立ち並ぶ「リアルチャイナタウン」として最近有名だが、金子はそんなエスニックでカオスな雰囲気にハマっているのだという。午前中は西川口、午後は三軒茶屋と活動範囲の広い金子だが、たとえば本日の練習後にはどんな予定が入っているのか聞いてみた。

「今日はこのあと歯医者に行きます。神経の消毒をしないといけないので。試合には関係ないですけど、病院に行かないと試合中も痛くなっちゃうので」

 また、金子のプライベートを探るうえで避けられないのが、RISEやRIZINに出場しているブラックパンサー・ベイノアだ。金子とベイノアはYouTube番組「ベイカネチャンネル」を共同で運営しているが、チャンネルを見てみると5か月前を最後に番組内では顔を合わせていないようだ。12日に東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2023』でコンペット・シットサラワットスア(Sitsarawatser Gym)との防衛戦が決まっているということもあり、遊んでいる時間がないのだろうか。

「あの人、大みそかでKO負け(宇佐美正パトリックに1R45秒)して失踪しているんですよ。仕事とかも全部キャンセルしているみたいです。僕はあの人と連絡とろうと思えばとれますけど、そういう人と関わるのはどうかなと思っています。自分の負けに向き合えない人と関わっている時間はないですね」

 金子の言っていることが冗談なのか本気なのか判断はつかなかったが、ベイノアの復帰を待ち望んでいることだけはたしかなようである。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください