のん、改名後の“変化”告白 創作活動きっかけで「“自分がどう感じたか”を話すように」
俳優ののんが9日、都内で行われた「ふくしま12市町村」の移住PRイベントに出席した。
「ふくしま12市町村」の現状と魅了をアピール
俳優ののんが9日、都内で行われた「ふくしま12市町村」の移住PRイベントに出席した。
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のんが運営する公式YouTubeチャネル「のんやろが!ちゃんねる」と「ふくしま12市町村移住支援センター」がコラボ。福島第一原子力発電所の事故により避難指定等の対象となった「ふくしま12市町村」の現状と魅了をアピールしている。
動画撮影で福島を訪れ、移住した人たちに取材を敢行したのんは、「東北に行き度にいいところだと感じる。福島の景色、接する人、すべてが温かい。福島のいまを知れる動画になっているので、福島に移住する魅力を少しでも多くの人に知ってほしい」と呼びかけた。
東日本大震災からまもなく12年。東北を舞台にしたNHKの連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)でヒロインを演じたり、JA全農いわてのCMキャラクターを務めるなど、東北に縁のあるのんは、「東北と一緒に歩んでいるといつも感じている。東北を応援する気持ちがあるけど、逆に元気をたくさんもらっている」などとメッセージを送った。
自身にとっての12年を聞かれると「役者の仕事だけをやっていたときは、作品や役のことを伝える言葉を準備していた。だけど、作品を届ける上で自分の感情や感じ方を伝えることも重要だと気付いた」といい、「“のん”になってから音楽やアート、映画を作っていて発表し続けている。自分で変わったなと思うことは、“自分がどう感じたか”を話すようになりました」と改名後の変化を明かした。
また、人とコミュニケーションをとる際に工夫していることを問われると「これは私にとって一生悩み続ける問題」と苦笑い。「最近気付いたのは、礼儀を重んじるし相手をリスペクトする気持ちを持ちながらも、『悪く思われてしまうかもしれない……』という気持ちを取っ払って、“自分がどういるか”を決めて一直線に頑張っている」と紹介した。
コラボ動画のフルバージョンは3月9日の19時より配信される。