東京マラソン、ランナー“立ちション”が炎上 仮設トイレ1114基も…主催者「大変残念」
今月5日に開催された東京マラソンで、多数の外国人選手が植え込みに放尿する動画がネット上で拡散、物議を呼んでいる。3万8000人ものランナーが参加する東京マラソンだが、仮設トイレの設置数や外国語での案内は十分だったのか。主催者の東京マラソン財団に聞いた。
複数の外国人ランナーがスタート地点である東京都庁前の植え込みに放尿
今月5日に開催された東京マラソンで、多数の外国人選手が植え込みに放尿する動画がネット上で拡散、物議を呼んでいる。3万8000人ものランナーが参加する東京マラソンだが、仮設トイレの設置数や外国語での案内は十分だったのか。主催者の東京マラソン財団に聞いた。
7日、9日に相次いで拡散した動画では、複数の外国人ランナーがスタート地点である東京都庁前の植え込みに一列に並び“立ちション”する様子が収められている。また、「スタート前に着用していたウエアは路上に捨てず、廃棄する場合はスタートブロック横に設置しています『ウエア廃棄ボックス』に入れるようにお願いいたします」というアナウンスが流れるも、道には脱ぎ捨てたウエアが散乱。スタート直前には、いらなくなったウエアを一斉に放り投げる様子も見てとれる。
東京マラソン財団は、ENCOUNTの取材に「仮設トイレはスタート650基、コース上に397基、マラソンフィニッシュ67基の合計1114基に加えて、常設のトイレもご案内しています。外国人ランナーの方には、事前の参加案内にてトイレマーク入りのMAPを日本語、英語にてご案内しております。トイレ以外のところで用を足すことは禁止です」と回答。
拡散した動画については「参加案内や案内サインなどで、ランナーマナーを呼び掛けてまいりましたが、多くのランナーの方にルール、マナーを守ってご参加いただいている中、このような事態が発生したことは、大変残念なことであり、重く受け止めております。ご迷惑、ご心配をおかけしました皆様には、心より深くお詫び申し上げます。今後はこういうことが無いよう対策を検討し、注意喚起および対応を徹底してまいります」としている。