緒方恵美、子ども演じる難しさと葛藤「どこかに14歳を住まわせておかないと」
声優の緒方恵美が8日、都内の赤城神社で行われた映画『シャザム!~神々の怒り~』(3月17日公開)の大ヒット祈願イベントに宮野真守とともに出席した。
『シャザム!~神々の怒り~』でシャザム変身前の少年ビリーを演じる
声優の緒方恵美が8日、都内の赤城神社で行われた映画『シャザム!~神々の怒り~』(3月17日公開)の大ヒット祈願イベントに宮野真守とともに出席した。
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『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『ジョーカー』などを生み出してきたDCの最新作。古代の魔術師から6人の神々のパワーを授けられ、魔法の言葉「シャザム!」を唱えると“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーローに変身する少年ビリーの戦いを描く。
シャザム変身前の少年ビリーを緒方、シャザムを宮野が演じている。アフレコ時、緒方は「宮野くんはこうやってしゃべっているんじゃなかと想像しながら演じました。うまくつながるといいなって。2人で1つなんで!」と宮野を意識したことを振り返った。
イベントで、自分の中にある「子どもの部分は?」という質問が出た。エヴァンゲリオンシリーズのシンジなど、多くの少年役を演じてきた緒方は、「難しい話。しっかり大人で、(現実は)やばい年齢ですけど、“中の人”としてずっと14歳をやっているので、ある部分は子どもでいなきゃいけない人生を送っている。子どもの部分を聞かれても、いまもずっと子ども」と吐露した。
続けて「常にどこかに14歳を住まわせておかないと、仕事が成り立たない。特殊な仕事」といい、自身は「永遠の14歳だと思っている」と答えた。その話には同業者の宮野も「本当に特殊な業務」と大きくうなずいていた。