「皇居ラン」にもマスク着用のお願い…東京・千代田区が皇居ランナーに呼びかけ「周囲への配慮を」

新型コロナウイルスの感染予防のため、東京都千代田区は27日、公式ツイッターで、皇居の外周を走る「皇居ランナー」に向けて、マスク着用などの対応を呼びかけた。

ニューヨークでマスク着用でジョギングをする女性【写真:Getty Images】
ニューヨークでマスク着用でジョギングをする女性【写真:Getty Images】

東京都は大型連休中の都立公園での散歩・ジョギングについて「マスクの着用、人との距離を保つ」ことを要請

 新型コロナウイルスの感染予防のため、東京都千代田区は27日、公式ツイッターで、皇居の外周を走る「皇居ランナー」に向けて、マスク着用などの対応を呼びかけた。

 千代田区のツイッターは、「【皇居ランナーの皆様へ】」と題し、「新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、皇居ランをされる際は、マスクの着用や充分な間隔を空ける等、周囲への配慮をお願いします」と発信した。大型連休中の「STAY HOME週間」を受けた啓発のビジュアルを併せて掲載した。

 運動中のコロナ対策をめぐっては、ノーベル賞受賞者で京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授が、「ジョギングエチケット」を提唱している。山中教授は「新型コロナウイルスに感染しても多くの人に症状は出ません。感染していてもジョギングをするぐらいの方がたくさんいます。走って大きな息をすると、もしかしたら周りにウイルスをまき散らしているかもしれません」として、走る時にマスクを着用することを提案。また、「バフ」と呼ばれる布などで口元を覆うことも推奨している。

 また、東京都新型コロナウイルス感染症対策本部は、今年の大型連休中の都立公園の利用について自粛を要請。散歩やジョギングなどは「マスクの着用、人との距離を十分に保つ」といった予防対策のほか、1時間以内の利用を呼びかけている。

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