「ウエイト守れよ」 榊原CEO、秒殺KOの木村ミノルに苦言「全く評価していないです」
格闘技イベント「RIZIN」は6日、東京・有明アリーナで行われる「RIZIN.42」(5月6日)の対戦カード発表記者会見を行った。会見後、榊原信行CEOが囲み取材に応じ、5日にキックボクシングイベント「KNOCK OUT」で勝利した木村“フィリップ”ミノルのマイクに苦言を呈した。
前日計量で1.75キロオーバー、当日は秒殺KO勝利
格闘技イベント「RIZIN」は6日、東京・有明アリーナで行われる「RIZIN.42」(5月6日)の対戦カード発表記者会見を行った。会見後、榊原信行CEOが囲み取材に応じ、5日にキックボクシングイベント「KNOCK OUT」で勝利した木村“フィリップ”ミノルのマイクに苦言を呈した。
元K-1スーパーウエルター級王者の木村は5日に行われた「KNOCK OUT」の興行でKNOCK OUT-RED同級王者クンタップ・チャロンチャイ(タイ)を32秒でKOした。72.0キロ契約だったが、
木村は前日計量で1.75キロオーバー。木村には減点とグローブハンデが科されたなかでのKO劇。試合後、謝罪はしたものの、RIZIN参戦が決まっているマニー・パッキャオ(フィリピン)戦を熱望していた。榊原CEOはこの部分について苦言を呈した。
「まず、ウエイトが守れない時点で、言う資格はないと僕は思います。まず、プロとしてやるべきことをやれる。そこの信頼がない選手を、そのスペシャルな選手と……。その前にウエイト守れよって。オンスが大きくなってもそれがハンディキャップだとはあまり思っていない。その分パンチも効きやすいと思う」
さらに「全く評価していないです。他団体というかね、KNOCK OUTの舞台で言う話ではないと思う。失礼です。おわびしてすみませんでしたって帰るしかないと思う」と語気を強めた。