白石麻衣、初刑事役で20センチ以上バッサリカット 『教場0』で木村拓哉と初共演
俳優の白石麻衣が6日、フジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)に出演することが分かった。白石にとって初の刑事役で、主演の木村拓哉とは初共演となる。また、4月10日に放送スタート(初回30分拡大)することも発表された。
新垣結衣、北村匠海、染谷将太も“バディ”で出演
俳優の白石麻衣が6日、フジテレビ系連続ドラマ『風間公親-教場0-』(月曜午後9時)に出演することが分かった。白石にとって初の刑事役で、主演の木村拓哉とは初共演となる。また、4月10日に放送スタート(初回30分拡大)することも発表された。
今作は『教場』(2020年)、『教場II』(21年)で風間が教官として警察学校に赴任する以前、新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親(木村)とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
白石が演じるのは、刑事指導官・風間とバディを組む新人刑事・鐘羅路子(かねら・みちこ)。所轄署から捜査一課の「風間道場」へとやってきた路子は、所轄署でも事件の解決に貢献しており、一定の評価は得ていた。現場での聴取がうまく、事件関係者への聞き込みから、死亡した人物とその周辺の人物の人間関係を読み解く。男女の恋愛における機微などを察知し、独特の感性で、その男女がどのような関係なのかを考察する能力に長(た)けている。その勘の良さが事件解決に役立つ一方で、路子自身が交際する男性との関係に問題を抱えていた。勤務中は風間に私生活でのトラブルを一切見せない路子だが、そこには風間に絶対に知られてはいけない事情があった。
白石は、11年に乃木坂46のメンバーとしてデビュー。20年に乃木坂46を卒業。『ミステリと言う勿れ』(22年・1月期)では、卒業後初となる月9ドラマへの出演で、病弱で謎めいた美女役を好演。7月期の水10ドラマ『テッパチ!』では、自衛官役に初挑戦し話題を呼んだ。映画やドラマを中心に女優として活躍の幅を広げる白石が、今作で刑事役に初挑戦。白石は初の刑事役に向けて印象的だったロングヘアをバッサリカット。「役作りのために髪を20センチ以上バッサリ切りました! デビューして以来、ここまで短い髪というのは初めてです。初の刑事役はいろいろな意味で演じるのが楽しみです」と決意を明かした。
これまで発表してきた新人刑事役は新垣結衣、北村匠海、染谷将太。白石は2人目の女性キャストとなるが、風間とバディを組む新人刑事役は残すところあと1人となった。
「立ち振る舞いなどからしっかりと演じたい」と意気込み
白石のコメント全文は以下の通り。
○白石麻衣
――今作への出演オファーを受けた時の率直な感想は。
「びっくりしましたし、“私ですか?”と思いました。SPドラマとして放送された『教場』は一視聴者として見ていたので、出演する側としてお声がけいただけたのは素直にうれしかったです」
――木村との初共演について。
「お芝居で共演するのは初めてなので緊張します。間近で木村さんのお芝居を見ることができるのはなかなかない機会ですので、現場でいろいろと学びながらついていこうと思っています」
――木村さん演じる風間とバディを組むことになりますが。
「教官の時の風間さんは冷静で、それが刑事指導官としてはどうなるんだろうな? と考えたりしています。前作の風間教官の厳しい指導を乗り越えた生徒たちを見てきたので、今回はその世界に私が入ったらどうなってしまうんだろう? という不安は感じています」
――演じる鐘羅路子はどのようなキャラクターですか。
「とにかく私生活と仕事のギャップがすごくある人です(笑)。仕事には真面目に向き合っていますが、私生活では交際している男性との関係に問題を抱えていたり。しかし、そういう人だからこそ、事件の犯人についてわかることがあったり。“女の勘”のようなものを持っているところが魅力のひとつです。風間さんと話している時も、いたって真面目ではありますが、固くなりすぎず、柔らかい口調が出たり。そこは親しみを持っていただきやすいキャラクターだと思います」
――刑事役は今作が初挑戦となりますか。
「はい、初めてになります。刑事としての所作や決まり事があると思いますので、刑事としてご覧いただけるように、立ち振る舞いなどからしっかりと演じたいです。また、役作りのために髪を20センチ以上バッサリ切りました! デビューして以来、ここまで短い髪というのは初めてです。初の刑事役はいろいろな意味で演じるのが楽しみです」
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージを。
「今までの『教場』とはガラッと変わって、また違う色の作品になると思います。見てくださるみなさんも驚かれるかもしれませんが、楽しんで見ていただけるお話がたくさん詰まっています。風間指導官の一言一言には重みがあって、私自身に刺さる言葉もたくさんあります。そんな指導官と指導を受けている新人刑事たちがどう事件を解決して行くのか? どんな推理をするのだろう? と、楽しみながらご覧いただけたらと思います」