お笑いコンビ・駆け抜けて軽トラの餅田コシヒカリが3日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ウィッグをつけている理由について明かした。

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　餅田は「はっきり言いますと、私は実は脱毛症でして、円形脱毛症の中の蛇行性の脱毛症」と明かした。そして、「3年間くらい、治療をずっと続けている状態です」と説明。さらに、「高校の時にも1回脱毛症になっておりまして、そのときは震災直後（東日本大震災）くらいで（仙台で）ライフラインが途絶えていた」「髪が洗えないからだなと思っていたんですが、実はすでに脱毛症になっていたんです」と振り返った。

　右側に円形の脱毛が見られ、当時は入院治療で点滴を打ち、1度全部抜けたことを告白。その後は地毛が生えそろい、これまで過ごしてきたという。しかし、2019年に再発。医師からも「また何年後かに再発すると思います」と言われていたという。

　そして、「なぜ今まで言わなかったといと、みなさんの前に出るお仕事をしているからこそ余計な心配をかけたくなたかったなという。すごくプライバシーな話だと思うので、自分としては髪の毛が全部抜けるというのは、年頃の女子だし、すごくつらいことと言ったらあれですけど、目を向けたくなかったことだったんですよね。だからそれをあえて言って、いろんな憶測でバーって広まっていったりもする。言わないでおこうとずっと思っていた」と率直な思いを口にした。

　しかし、これまでもYouTubeで愛用するウィッグの紹介などもしてきたことで、視聴者から、がん治療で髪の毛が抜けてしまった母親にウィッグをプレゼントしたという女性からDMが届いたという。「救われた人がいる」と気づいたことでウィッグを使用していることを告白しようと思ったと涙ながらに説明。

　そして、「同じつらい思いしている子もたくさんいると思うので、そういう方の支え、ではないんだけど。光になれたらいいなと思ってお話させてもらいました」と語った。