阿部サダヲ、『木更津キャッツアイ』で演じたねずみ顔 「いまHIKAKINさんがやってない?」

俳優の阿部サダヲが3日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『シャイロックの子供たち』(公開中、本木克英監督)スペシャルウィークに“チーム木更津”として佐藤隆太と共に出席し、観客からのティーチインに回答した。

映画『シャイロックの子供たち』スペシャルウィークに出席した阿部サダヲ【写真:ENCOUNT編集部】
映画『シャイロックの子供たち』スペシャルウィークに出席した阿部サダヲ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『シャイロックの子供たち』スペシャルウィーク

 俳優の阿部サダヲが3日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画『シャイロックの子供たち』(公開中、本木克英監督)スペシャルウィークに“チーム木更津”として佐藤隆太と共に出席し、観客からのティーチインに回答した。

 佐藤は「僕がデビューした連続ドラマで阿部さんとご一緒させていただいて、それから何回も共演させていただいて、大好きな先輩」と語ると「どんな作品でも出たいと思った」と阿部にラブコールを送る。

 佐藤の言葉に阿部は「嬉しいですね」と笑顔を見せると、本作ではシリアスなシーンで佐藤と対峙することになった。阿部は「これまで二人ではふざけた芝居ばっかりだったからね」と笑うと「20年前は『ニャオス』しか言ってなかったからね。嘘ついたねずみ顔しかやってなかったよね」とドラマ『木更津キャッツアイ』トークへ。

 阿部と佐藤と言えば、思い浮かぶのが、宮藤官九郎が脚本を務めた伝説的なドラマ『木更津キャッツアイ』。本作で阿部は、佐藤演じるマスターや、岡田准一演じるぶっさん、櫻井翔扮するバンビらが所属していた木更津第二高校野球部の先輩・猫田を演じた。

 阿部が演じた猫田は嘘をつくとねずみ顔になる特徴をもっていたが、阿部は「あのねずみ顔、いまHIKAKINさんがやってない?」と話を振ると、佐藤も「確かに、あれは猫田の顔だったんですね」と追随。阿部は「俺はそう思っているんだよね」と自慢げに語ると、佐藤も「じゃあ、パーセンテージある程度もらった方がいいですね」と発言して会場を笑わせていた。

 本作は、ベストセラー作家・池井戸潤の同名小説を映画化。東京第一銀行のお客さま係で働く・西木雅博(阿部)が、銀行で起きた現金紛失事件の真相を追うなか、驚くべき事実に遭遇してしまう――という物語だ。

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