NHK『NHKニュース おはよう日本』でスポーツコーナーのキャスターを担当する堀菜保子アナウンサーが3日、この日の放送を最後に、同番組を卒業することになり、番組内であいさつをした。堀アナは3月末でNHKを退職すると一部で報道されたばかり。

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　堀アナは番組で「『おはよう日本』で2年間、スポーツでは、日々、目標を決めて努力を重ねるアスリートの姿を見て、言葉を聞いて、またスポーツ以外の取材でも、社会のためにと活動する皆さんの思いに直接触れてきました。新人の時の佐賀や北海道の取材の中で聞いた声も合わせて本当に自分の見ているもの、聞いているものというのが、この社会のほんの一部にすぎないんだということ、そして私には何ができるのかということに思いを巡らせる時間が増えました。この経験は私にとって本当に大きな宝物です。本当に皆さん、ありがとうございました」と語った。

　堀アナは東大教育学部を卒業後、2017年にNHKに入局。佐賀放送局、札幌放送局を経て、21年から東京のアナウンス室に配属となっていた。NHKは堀アナの今後については「職員個人に関することについては、お答えしていません」とコメントしている。