【麒麟がくる】おそるべし、斎藤家 戦いはいよいよ長良川へ
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第15回が26日に放送された。第15回では、家督を息子・高政(伊藤英明)に譲った道三(本木雅弘)が出家。高政が信長(染谷将太)と敵対し、国を間違った方向に進めるのではと案じた帰蝶(川口春奈)は、道三の正妻の子・孫四郎(長谷川純)に高政を退けようと働きかける。お家騒動に揺れる美濃だが、一方の尾張では信長が清洲城を制圧。尾張全土にその勢力を広げようとしていた。
暗殺に次ぐ暗殺に「恐ろしい回」 美濃は内紛の予感
NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の第15回が26日に放送された。第15回では、家督を息子・高政(伊藤英明)に譲った道三(本木雅弘)が出家。高政が信長(染谷将太)と敵対し、国を間違った方向に進めるのではと案じた帰蝶(川口春奈)は、道三の正妻の子・孫四郎(長谷川純)に高政を退けようと働きかける。お家騒動に揺れる美濃だが、一方の尾張では信長が清洲城を制圧。尾張全土にその勢力を広げようとしていた。
家督を継いだものの道三に廃嫡されることを恐れた高政は、孫四郎らを仮病を使って呼び出し暗殺。その亡骸を見た道三は怒り狂い、「高政!許さんぞ!」と怒号をあげた。自身の出生に疑いを持っていた高政は家臣を集め、「自分は土岐頼芸様の子である。道三は父にあらず」と宣言。関係のこじれた2人は、”史上最大の親子喧嘩”とも言われる「長良川の戦い」に突入していく。
尾張では、守護・斯波義統が守護代・織田彦五郎(梅垣義明)に暗殺される。かねてより信長の失脚を狙っていた彦五郎と「碁をうちにいく」信長の叔父・信光(木下ほうか)は、「うちに行けばよろしい」と帰蝶にたきつけられる。そそのかされた信光は彦五郎を暗殺し、信長は一気に清洲城を落とすと、その勢いを拡大させていく。
戦国時代らしい暗殺、はかりごとの応酬にSNSでは「恐ろしい回」と視聴者も戦々恐々。道三、高政、そして帰蝶と斎藤家の人間たちの賢くも狡猾なやりとりが目立つ回となった。