「第15回CDショップ大賞2023授賞式」が2日、都内にて開催。歌謡曲賞を受賞した演歌歌手の新浜レオンが出席し、名前にちなんだダジャレを披露した。

　歌謡曲賞を獲得した新浜は「光栄な賞をいただけて心からうれしく思います。全国のCDショップの皆さんを始め、日頃からたくさんの応援をいただいているすべての皆さんに心から感謝を伝えたいです。いつもありがとうございます！」と感謝した。

　今年の5月でデビュー5周年となるが、デビュー2年目からコロナ禍に突入したことで「思うように皆さんに会えない時期が続きました」と回顧。今日のステージに立てているのは「全国のCDショップの皆さんがいろいろな形で熱く応援していただけたおかげ」と言い、「感謝の気持を込めて、今年はより一層皆さんにお会いして、すてきな作品と共にたくさんのエールをお送りしたいと思っています」と意気込んだ。最後は「新浜レオン、愛さ“レオン”な人を目指して、階段を駆け上が“レオン”したいと思います。……全然ウケないじゃないですか！（笑）」とダジャレを披露し、締めくくっていた。

　授賞式には、アーティストの羊文学、秩父英里、さらさ、花耶、bokula、Deep Sea Diving Club、中田恵子、マルシィも出席した。

　同賞は、全国のCDショップ店員の投票だけで選ばれる年に一度の賞となり、今回は285人の店員が投票に参加。メジャー、インディーズを問わず、CDショップの現場で培われた目利き耳利きを自負し、選考に際して個人的な嗜好に偏る事なく、賞をきっかけに店頭から全国に向けて発信できるような、本当にお客様に勧めたい作品を大賞として選出している。

「何回でも聴きたい素晴らしい作品＝＃神アルバム（と呼べるようなスタンダードとなりうる作品）」がコンセプトの入賞作品＜赤＞から大賞に選ばれたのは、藤井風のアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」。「新人のすばらしいアルバム。店頭から全国に向けて賞をきっかけにブレイクが期待される」がコンセプトの入賞作品＜青＞からは、羊文学のアルバム「our hope」が大賞に選出された。