品川ヒロシ、台本3行のシーンも1日かけて撮影 細部へのこだわりに出演者が驚き
WOWOWオリジナルドラマ『異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』(金曜午後11時、配信中)のプレミアムイベントが1日、都内で行われ、主演の大谷亮平のほか、武田玲奈、お笑いコンビ品川庄司の庄司智春、監督を務めた品川ヒロシが参加した。
庄司の演技は絶賛も「クランクアップのあいさつで5回噛んで、スベっていた」
WOWOWオリジナルドラマ『異世界居酒屋「のぶ」Season3~皇帝とオイリアの王女編~』(金曜午後11時、配信中)のプレミアムイベントが1日、都内で行われ、主演の大谷亮平のほか、武田玲奈、お笑いコンビ品川庄司の庄司智春、監督を務めた品川ヒロシが参加した。
蝉川夏哉氏による人気小説を実写化したグルメファンタジーで、異世界につながってしまった居酒屋を舞台に、庶民的な料理やお酒を通じての人間ドラマが描かれる。2020年にシーズン1と2が放送されて人気を集め、現在シーズン3が放送されている。
ドラマの見どころを聞かれると、脚本も担当している品川が「やっぱり、アツアツ料理」と紹介。「料理が出来上がるちょっと前にカメラを回して、アツアツを提供している。リハではカチカチの冷たい料理を役者さんに食べさせて、本番だけアツアツ。リアルの反応がほしいので必ずアツアツを出します」とこだわりを力説した。
また、「のぶ」の看板娘・千家しのぶを演じる武田が、「台本で読んだアクションシーンが3行だったけど、1日かけて撮影した」と告白。細部までこだわるのは「この作品の魅力」としつつも、「1日の撮影はびっくり」と驚いたことを振り返った。
品川がメガホンをとる作品に、相方の庄司もガラス職人役として出演しているが「シーズン3になって役のセリフ量が多くなっている。監督からコンビを超えた愛情と期待を感じる」とにんまり。これまでドラマに出演することがあったが、本格的な演技は本作が初めてという。
品川は、相方の演技を間近で見て「庄司はすごくて、どんなに量があってもセリフをほとんど間違えない。現場でセリフを足しても完璧」と“力量”を称賛。しかし、「クランクアップのあいさつで5回噛んで、スベっていた」と芸人としての致命傷を暴露していた。
そのほか、好井まさお、和牛の水田信二も参加した。