VRで会議もパジャマ姿でOK VRアーティスト・せきぐちあいみも驚く進化
さらに、想像もつかない世界が近い未来、やって来る。
赤津氏はENCOUNTの取材に「50インチとかのテレビモニターで見るよりも本当に大画面、大スクリーンで見るような体験がVRだと家でもできる。ゲームセンターもVR化する。美術館の体験も、なかなか模型だけ見ても伝わりづらい表現をされている作品を実際、その模型の中に立った感覚で見れる。火事でなくなってしまった建築物も中にいて廊下を歩くことができる。あとはシンプルに、家にいて寂しくてVRつけると、VR上にいろんな友達がいる。『ソーシャルVR』というジャンルなんですけど、SNSのような世界、ツイッターを見て友達と交流するような世界がVR上にもあって、増えてきています」と主張した。
新時代は到来間近で「あと、2~3年だと思います」とカウントダウンに入っているという。
せきぐちはAR(拡張現実)にも注目し「メガネみたいな形になって、それが安くて、かっこよくなった時に、スマホ以上に普及すると思う。メガネの中に、ここにグーグルマップ出てますよとか、お料理する時、レシピ出てますとか、メールとかも確認できたり、スマホでできることがメガネの中でできるようになったら、ヒットしないわけない。お店のポップ(販売促進ツール)だったりとか、おうちのインテリアとかも、3Dのアートの需要が高まると思う。そうなった時、VRのアートとかVRで作った3Dアートも、みんなが所有したい。そういう仕事の在り方になってくる」と話し、変化を歓迎した。
今後、生活シーンやビジネスシーンで大きな成長が見込まれるVR市場。その成長スピードは計り知れないものがありそうだ。