高島礼子、5年間介護生活を頑張りすぎて体調不良に 当事者にメッセージ「甘えてもいい」
AKB48のチーム4キャプテン・倉野尾成美が主演を務めた映画『いちばん逢いたいひと』の公開記念舞台あいさつが25日、都内の劇場で行われ、倉野尾をはじめ、不破万作、崔哲浩、高島礼子、メガホンをとった丈監督、堀ともこプロデューサーが参加した。
介護の当事者へ「無理しすぎない、それでいい」
AKB48のチーム4キャプテン・倉野尾成美が主演を務めた映画『いちばん逢いたいひと』の公開記念舞台あいさつが25日、都内の劇場で行われ、倉野尾をはじめ、不破万作、崔哲浩、高島礼子、メガホンをとった丈監督、堀ともこプロデューサーが参加した。
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白血病を克服した少女・楓と、彼女のドナーになった男の数奇な運命を、実話を基に描く。実娘が白血病となり骨髄バンクでドナーが見つかった経験から、本作を制作した堀プロデューサーは「映画をドナーになってもいいと思った人が1人でも多くいれば、この映画は成功」と語った。
楓の祖父を演じた不破は「私の姉も35年前、白血病になった。そのときは骨髄バンクがなかった。姉が病気になったとき、きょうだい全員が血液検査したけど合わなかった。あとは抗がん剤しかないと言われて、ドンッと落ちた」と当時を回顧。続けて「骨髄バンクはとても必要。安心材料です。機会があったら登録ぜひお願いします」と訴えた。
白血病になった楓に寄り添う母親を演じた高島は、「楓は病気になっても気丈で頑張り屋さん。そんな頑張っている娘を成美ちゃんが好演した。頑張っている娘の親として、応援せずにはいられなかった」と撮影を振り返った。
私生活では介護経験を持つ高島は、当事者へのメッセージを聞かれると「とにかく無理しないで甘えてもいい」と呼びかける。「私も5年くらい頑張りすぎて体調を悪くした。無理する必要ないって先輩たちに言ってもらえて心が楽になって、甘え上手になった。介護にぶち当たったときは『甘える』ってことを意識してほしい。無理しすぎない、それでいい」と持論を紹介した。