伊藤沙莉、朝ドラ『虎に翼』主演起用はオファー 制作統括「魅力的。伊藤さんしかいない」

NHKは22日、来年2024年度前期の連続テレビ小説(第110作)のタイトルが『虎に翼』に決定したと発表した。ヒロインを俳優の伊藤沙莉(28)が務める。同日に行われた制作発表会見で制作統括の尾崎裕和氏が囲み取材に応じた。

会見に出席した伊藤沙莉【写真:ENCOUNT編集部】
会見に出席した伊藤沙莉【写真:ENCOUNT編集部】

伊藤の朝ドラ出演は『ひよっこ』以来2回目

 NHKは22日、来年2024年度前期の連続テレビ小説(第110作)のタイトルが『虎に翼』に決定したと発表した。ヒロインを俳優の伊藤沙莉(28)が務める。同日に行われた制作発表会見で制作統括の尾崎裕和氏が囲み取材に応じた。

ドラマ、アニメ、アイドル、K-POP、スポーツ…大人気番組が目白押しのお得キャンペーンを実施中(Leminoサイトへ)

 伊藤の連続テレビ小説への出演は、2017年の『ひよっこ』以来2回目となる。作者は吉田恵里香が務める。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルに描く。主演の猪爪寅子役を伊藤が担当する。

 尾崎氏は伊藤の起用について、オーディションではなく、オファーであると明かした。尾崎氏は、伊藤と22年に放送された特集ドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』で一緒になった際に演技力に惹かれていたとし、「この作品の主役は伊藤沙莉さんにやっていただきたいと私からお願いしました。魅力的な俳優さん、猪爪寅子の前向きさや明るさ、チャーミングさは伊藤さんしかいないと思いました」と起用理由を語った。

 また、同作について「三淵さんは法曹の世界の方ですが、人生の中でご結婚をされて、家族のエピソードもあります。オリジナルドラマという形ですが、家族のかたちについても描いていこうと考えています」と恋愛なども描かれるとした。

 伊藤は1994年、千葉県出身。演技力は、多方面で評価され、ドラマ、映画、舞台にと活躍。ギャラクシー賞テレビ部門個人賞、ブルーリボン賞助演女優賞、山路ふみ子女優賞、文化庁芸術祭放送個人賞など受賞歴多数の実力派俳優。オズワルド・伊藤俊介の妹としても知られている。

 朝ドラは、福原遥主演の『舞いあがれ!』が現在放送中。23年前期は神木隆之介主演『らんまん』、23年後期は趣里主演の『ブギウギ』。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください