【星降る夜に】千明&桜、鶴子&チャーリー、2組の親子愛に視聴者感動「あったかい気持ちになるね」
俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系連続ドラマ『星降る夜に』(午後9時)の第6話が、21日に放送された。遺品整理会社「ポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀)と高校生の娘・桜(吉柳咲良)、マロニエ産婦人科医院の看護師長・犬山鶴子(猫背椿)と息子・チャーリー(正憲/駒木根葵汰)の、それぞれの親子愛が描かれた。
血のつながらない親子と荒れた親子「どの親子もタイプは違うけど、それぞれ素敵」
俳優の吉高由里子が主演を務め、北村匠海が共演するテレビ朝日系連続ドラマ『星降る夜に』(午後9時)の第6話が、21日に放送された。遺品整理会社「ポラリス」の社長・北斗千明(水野美紀)と高校生の娘・桜(吉柳咲良)、マロニエ産婦人科医院の看護師長・犬山鶴子(猫背椿)と息子・チャーリー(正憲/駒木根葵汰)の、それぞれの親子愛が描かれた。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
同作は、脚本家・大石静が描くオリジナル作品。心がすり減り熱意を失った35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高)と、自由奔放に人生を謳歌(おうか)して生きる25歳の遺品整理士で、生まれつき耳が聞こえない柊一星(北村)。「命のはじまり」と「命の終わり」をつかさどる2人が出会い、ひたむきな10歳差恋愛を育んでいくピュア・ラブストーリー。
千明のもとに一通の手紙が届く。差出人は桜を産んだ実の母親だった。アフリカ移住する前に、桜にひと目会いたいという。桜の母親は桜を産んですぐに桜のもとを去っていた。千明と再婚した桜の父は、桜が3歳の時に浮気し出て行った。千明は血のつながらない桜と2人で暮らしていた。
千明は桜に手紙を渡すと、「桜の好きにすればいいから。桜の決めたことにお母さん文句言わないから」と伝える。桜は鈴に相談にのってもらい、実の母に会いに行く。表面上は気丈にふるまっていた千明だが、内心は桜がもう帰ってこないのではないかと不安になる。飲み屋で飲んだくれ、同級生の産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカ)や一星たち介抱されるのだった。
桜は千明への思いを鈴に打ち明ける。「血もつながってないのに、北斗千明だけが私を捨てなかった」「だから本当の母親は北斗千明だって思ってるし、神様みたいな人だなって思ってる」と語る。
千明のもとへ戻って来た桜は、実の母に会っても「また会いたい」という思いにならなかったといい、「私、お母さんのこと超愛してるから」と千明に伝えた。千明は泣いて喜び、「お母さんも愛してるよぉぉ~」と抱き着いた。
一方、看護師長の鶴子は、レディース「ピンクエンペラー」の総長だった過去を明かす。ピンク色の髪の毛がトレードマークの鶴子の息子・チャーリーは、添い寝店「スリーププリンス」で指名No.1の“添い寝士”として働いている。母の勤めるマロニエ産婦人科医院にも、「イェイイェイウォウウォウ」「鶴子♪」とハイテンションでちょくちょく遊びに来ている。
鈴から「仲良し親子ですね」と言われた鶴子は、チャーリーが昔は荒れていたと明かす。総長時代にチャーリーを妊娠した鶴子はシングルマザーとなり、看護師として働きながらチャーリーを育てて来た。しかし「子育ては保育園とか学校とか近所の人に任せっぱなし。そしたら高1のときに突然暴れ出して。夜中にカーテンに火つけたりするし、こっちも体中あざだらけ」と振り返る。
葛藤した鶴子は1年ほど家を出て住み込みで働いた。すると、髪の毛をピンク色にしたチャーリーが迎えに来たという。鶴子は「あの子が生きてるだけで十分なんだ。あの子が元気で笑ってさえいれば、こっちもがんばろうって思えるんだよね」と語る。そこへタイミングよく現れたチャーリーが、きょうは自分の誕生日だとケーキを持って来た。「自分のためにバースデーケーキ買って来たの?」と聞かれたチャーリーは、「鶴子のためだよ」と答える。「誕生日って、親に感謝する日なんだってさ」と語り、「つ~る子っ♪産んでくれてありがと♪」と、鶴子のレディース時代の写真を使ったケーキを差し出した。
仕事に向かうチャーリーは、途中で桜に出会う。桜から髪の色を褒められたチャーリーは、「俺、ピンク大好きだからさっ」と笑顔を見せた。
2組の親子の様子にSNS上では、「血はつながってなくてもお互い思い合い、家族になっている千明と桜にジーンとした。鶴子とチャーリーもね」「桜と千明の親子のかたちに感動。チャーリーの、誕生日は親にありがとうって言う日っていうのにまた感動して泣ける」「どの親子もタイプは違うけど、それぞれ素敵で愛にあふれててあったかい気持ちになるね」といった声が挙がっている。