元V6三宅健、5・2にジャニーズ事務所を退所「この30年間は、私にとってかけがえのない宝物」
元V6の三宅健(43)が、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所することが20日深夜、同事務所の公式サイトなどで発表された。事務所からの報告に続き、三宅のコメントも掲載された。
グループは2021年11月に解散、元メンバーでは森田剛に続き2人目
元V6の三宅健(43)が、5月2日をもってジャニーズ事務所を退所することが20日深夜、同事務所の公式サイトなどで発表された。事務所からの報告に続き、三宅のコメントも掲載された。
「ファンの皆様にご報告があります。私、三宅健は2023年5月2日をもちまして、ジャニーズ事務所を退所する運びとなりました」
その上で、「突然のご報告で、ファンの皆様を驚かせてしまい大変申し訳ありません」と謝罪し、「ジャニーズであること、アイドルであることをずっと誇りに思ってやってきました」。決断の理由については「年齢を重ねこれまでの経験を胸に、新しい自分と出会いたいと思うようになり、一からさまざまなことに挑戦していく次のステージへ向かうため、このような決断に至りました」と説明した。
三宅は14歳だった1993年にジャニーズ事務所に履歴書を送ると、ジャニー喜多川社長(当時)から直接電話があり、オーディションを受けることなく入所したことを公言している。その電話で「今度、SMAPのコンサートがあるからYOUおいでよ」と誘われて会場に行き、中居正広のバラードで周りにたたずむ少年たちの役で出演もしている。文字通りのエリートで、95年11月にはV6のメンバーとしてCDデビューした。
その歩みも踏まえ、三宅は「入所してから30年間、右も左もわからないような10代の頃から四半世紀以上、長きにわたり大変お世話になりました」と感謝し、「ジャニーズとして、ジャニーズファミリーの一員として活動してきたこの30年間は、私にとってかけがえのない宝物です」と記した。そして、ファンに向けて「初めてファンレターをいただいた日のことは忘れることはできません」と伝えた。
V6は21年11月1月に解散。同時に森田剛はジャニーズ事務所を退所したが、三宅は他の4人とともに残留し、ソロで活動を続けていた。昨年10月からは初のソロ全国ツアーも開催したが、3月10日から上演される主演舞台「ミナト町純情オセロ~月がとっても慕情篇~」千秋楽翌日の5月2日をもって退所となる。退所後の具体的な活動については言及しておらず、「しばらくは次のステージへと向かうため少し充電のお時間を頂きます」「ファンの皆さまとは必ず会える日が来ることをお約束しますので、楽しみに待っていていただけるとうれしいです」としている。