二宮和也、アイドルと俳優の違いは? セクゾ中島健人の問いに回答「届け方が違うだけ」
嵐の二宮和也が20日、都内で行われた主演映画『ラーゲリより愛を込めて』ラーゲリより愛と感謝を込めて 御礼舞台挨拶2023に登壇した。Sexy Zoneの中島健人から寄せられた質問に答えた。
「アイドルと俳優の違いを教えてください」と中島から質問が寄せられる
嵐の二宮和也が20日、都内で行われた主演映画『ラーゲリより愛を込めて』ラーゲリより愛と感謝を込めて 御礼舞台挨拶2023に登壇した。Sexy Zoneの中島健人から寄せられた質問に答えた。
この日は、事前募集した一般の質問に加え、共演キャストからの質問に次々回答。MCが「アイドルと俳優の違いを教えてください。東京都20代男性、中島健人」とコメントを代読すると、会場から笑いが起き、二宮は「中島さんの感じがした(笑)。中島さんなのかなと思って、聞いてなかった」とジョークを飛ばした。
それでも二宮は「違いはそんなにないんじゃないかなと思う。語弊があるかもしれないけど、演じている、というものに対してのフィルター、届け方が違うだけ。基本的にやっている行為は一緒だと思う」と持論を展開。「中島さんがアイドルのときに演じているとは思わないすよ。まぁ、演じてないというのもあれは信じられないけど(笑)。そういうキャラクターを彼自身で作り上げたり、切磋琢磨して作り上げていくものの作業、行為は、そんなに変わらないんじゃないの? と思っちゃう」と話した。
自身は「お芝居事に関しては、みんなで作っていくタイプ。『自分はこうだ』というよりも、『この人からはこう見られている』『あの人からはこう見られている』と多面的なものが一つのキャラクターになっていると思っている。それはグループにいるときもそうだった。やり方が違うだけで……やっていることはたぶん一緒な気がする」と語った。
アイドルと俳優は、勇気や希望を与える点でも共通していると言い、「それが根源にある。今もアイドルですけど、グループが活動していた時期に呼ばれる時は、俳優然とせずに、呼ばれた意味を考える。呼ばれた時に動けるような、そういう作業はしていましたね」と振り返り、再び中島に触れて「彼は(それが)できてるんじゃないですか。たぶん」と述べた。
舞台あいさつには瀬々敬久監督も出席した。
同作は、約60万人の日本人が不当に抑留された第二次世界大戦終了後のシベリア強制収容所を舞台に、ダモイ(帰国)を信じて、仲間たちを励まし続けた実在の人物・山本幡男(やまもと・はたお/二宮)らの奮闘を描く。昨年12月9日に全国352館で公開し、現在全国363館でロングラン上映中。観客動員は184万人、興行収入は24.3億円を突破した。二宮は本作で第46回日本アカデミー賞・優秀主演男優賞を受賞。東京映画記者会が選ぶ第65回ブルーリボン賞でも主演男優賞にノミネートされ、注目を浴びている。