『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が初登場1位 2位『鬼滅の刃』は累計動員187万人
17日から19日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が20日に発表され、ポール・ラッドが身長1.5㎝の最小ヒーロー“アントマン”に扮(ふん)するマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(ディズニー)が、初日から3日間で動員24万8000人、興収4億1100万円をあげ、初登場1位に輝いた。
『シャイロックの子供たち』『BLUE GIANT』も初登場
17日から19日の全国映画動員ランキング(興行通信社調べ)が20日に発表され、ポール・ラッドが身長1.5㎝の最小ヒーロー“アントマン”に扮(ふん)するマーベル・スタジオ最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(ディズニー)が、初日から3日間で動員24万8000人、興収4億1100万円をあげ、初登場1位に輝いた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』で量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づいたアントマンことスコット・ラングは、その装置を生み出した娘のキャシーらと共にミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまう。そこには過去、現在、未来、全ての時を操る最凶の敵・カーンが待ち受けていた。監督はシリーズ前2作も手掛けるペイトン・リード、共演はエヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラスほか。
2位には、2週連続1位を獲得していた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』(東宝/アニプレックス)が続き、週末(金・土・日)3日間で動員24万6000人、興収3億4000万円をあげた。累計成績は、動員187万4000人、興収26億3700万円となっている。
新作では3位に池井戸潤による累計発行部数60万部突破の小説を阿部サダヲ主演で映画化した『シャイロックの子供たち』(松竹)が、初日から3日間で動員17万2000人、興収2億2600万円でランクイン。小説とは展開が異なり、独自のキャラクターが登場する完全オリジナルストーリーとなっている。監督は池井戸原作の『空飛ぶタイヤ』でもメガホンをとった本木克英、共演は上戸彩、玉森裕太、柳葉敏郎ほか。
また、8位には石塚真一の人気ジャズ漫画をアニメーション化した『BLUE GIANT』(東宝映像事業部)が登場。原作は「第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」および「第62回小学館漫画賞(一般向け部門)」など多数受賞しており、シリーズ累計部数は890万部を突破している。『名探偵コナン 黒鉄の魚影』の4月公開も控える立川譲が監督、声の出演は山田裕貴、間宮祥太郎、岡山天音ほか。