森田健作、西郷輝彦さんをしのぶ 初対面では「これが本物のスターだと感じました」

タレントの森田健作が20日、東京プリンスホテルにて行われた西郷輝彦さんを偲(しの)ぶ会に参列し、囲み取材に応じた。昭和歌謡界の“御三家”の1人だった西郷さんは、俳優としても活躍。前立腺がんの治療を続けつつ活動復帰を目指していたが、昨年2月20日に75歳で亡くなった。

西郷輝彦さんを偲(しの)ぶ会に参列した森田健作【写真:ENCOUNT編集部】
西郷輝彦さんを偲(しの)ぶ会に参列した森田健作【写真:ENCOUNT編集部】

西郷輝彦さんを偲(しの)ぶ会に参列

 タレントの森田健作が20日、東京プリンスホテルにて行われた西郷輝彦さんを偲(しの)ぶ会に参列し、囲み取材に応じた。昭和歌謡界の“御三家”の1人だった西郷さんは、俳優としても活躍。前立腺がんの治療を続けつつ活動復帰を目指していたが、昨年2月20日に75歳で亡くなった。

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 西郷さんはサンミュージックの前身となる龍美プロよりデビュー。森田がサンミュージックよりデビューした際には、すでに西郷さんは同事務所を離れていた。森田は「私が19歳のときに『月刊平凡』のグラビアを撮るために国立競技場の前にいたんです。そうしたら、向こうの方からサンダーバードが走ってくる。降りた瞬間に、これが本物のスターだと感じました。そういうオーラと申しますか、それを感じたのが(西郷さんとの)初めてですね」と懐かしそうに振り返った。

 また、森田は「お亡くなりになる3,4年前ですかね。私と相澤(サンミュージック)社長と3人でご飯を食べまして。西郷さんがリサイタルをやるというんで、『千葉県を代表して花を持っていきます。私は星のフラメンコを歌うとうまいですよ』って言ったんですよ。そしたら、『『さらば涙と言おう』を一緒に歌おうよ』って言ってくれました。それが最後の会話でしたね」とエピソードを明かした。

 続けて森田は「まあ、本物のスターですね」とボソリ、そして、「サンミュージック50周年記念には出席を賜りまして。『さらば涙と言おう』を一緒に歌いたかったですね。残念です。西郷さんという方は私たちの仲間に気遣いをしてくださいました。ご苦労様でした」と偲(しの)んだ。

 会場には、著名人、関係者、ファンを合わせて約600名が参列。祭壇にはバラや白菊など約2000本の花が飾られた。また、コンサートのポスターや衣装のほか、リリースされたレコードジャケットなど200点以上の西郷さんゆかりの品が並べられた。

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