アイドルグループ・乃木坂46のキャプテンを務める秋元真夏が20日、都内で行われた卒業記念写真集『振り返れば、乃木坂』（21日発売／幻冬舎）刊行記念囲み取材に応じた。卒業を目前に控えた現在の心境を語った。

　2月26日のコンサートをもってグループを卒業する秋元。アイドル活動終了が目前に迫る中、キャプテンとしての役割について、「やりきれたかなと思います」と充実した表情を見せた。

　11年間の活動を振り返り、「つらかったこととかも聞かれるんですけど、それが思い出せなくなっちゃうぐらい毎日楽しくて、1期生は私1人でみんな卒業してしまったんですけど、大好きな後輩に囲まれて卒業できることは幸せだなって思います」と笑顔。

　今後については「決まっていることは特にない」としたうえで、「テレビやラジオのお仕事が楽しくて向いているのかなと思えた」と口に。『乃木坂工事中』で11年間共演し続けたお笑いコンビ・バナナマンの名前を挙げ、「2人の連絡先を知らないので、次会えるときまで連絡先を聞かないぞって決めているので、それを目標に頑張りたいと思います」と“公式お兄ちゃん”との再会を目標に掲げた。

　同作は“アイドル・秋元真夏”の集大成の1冊となる。メインとなる撮り下ろしは、ヒット祈願で2回も登った富士山周辺での“卒業旅行”として撮影を実施。他にも本人リクエストで実現した後輩たちとの撮影＆対談や、秋元にとって大切な『制服のマネキン』にインスパイアされた撮りおろし、ご本人レシピも掲載したお料理グラビアも敢行。さらにはロングインタビューも掲載される。