サッカーマニア、知性派…日向坂46影山優佳が卒業発表 決断の理由とは「昨夏には決めていた」
アイドルグループ・日向坂46の影山優佳(21)が17日夜、公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。「私、影山優佳は次のシングルでの活動をもって日向坂46を卒業します」と報告し、1年以上前から考えた上で「昨夏には決めていました」と明かした。
ブログで発表 ファンはエール「一生影サポだよ!」
アイドルグループ・日向坂46の影山優佳(21)が17日夜、公式ブログを更新し、グループからの卒業を発表した。「私、影山優佳は次のシングルでの活動をもって日向坂46を卒業します」と報告し、1年以上前から考えた上で「昨夏には決めていました」と明かした。
主な理由は、幼少時から耳のトラブル、不調を抱え、昨年12月からライブ活動が難しくなっていたことだった。
「ライブ活動でのやりづらさや心理的ハードルを、持ち前の気合いや我慢強さでも乗り越えられないと感じるようになったことと、それに伴って積み重なってしまった自己嫌悪を取っ払って、明るく楽しく自分を生きるために、新しい自分を見つけていく必要があると思ったこととがあります」
所属事務所側とは、もっと早くの卒業発表を予定していたが、昨年11月中旬からサッカー・ワールドカップ(W杯)カタール大会を全試合無料で生中継したABEMAの番組には計23試合で出演。インスタグラムのフォロワーが60万人以上に急増するなど、自身とグループの知名度アップに貢献した。その流れでこの日まで発表が先延ばしになっていたが、「自分の頑張りたいことが耳の特性によって思うようにできなくなっても、虚勢を張って明るく居続けていたけど、私が私らしくあるために自分の生きがいを探さないといけないと思うようにもなりました」などと、思いをつづった。
卒業後については「明確には決めていません」とした上で、「その日まではグループのこれからを先陣を切って創っていく(グループについて思っていることを際限なく伝え、新たな可能性を見出し、且つメンバーを守っていきたい。)のと、これからの自分を見つけていく期間にしていきたいです」。続けて「お芝居が好きなので将来的には挑戦できたらいいなと思っています」と記した。
影山は2016年5月、けやき坂46オーディションに合格。日本屈指の進学校である東京の筑波大付属中・高に通学し、東京大を目指して活動を休止した期間もあった。体調不良などもあって受験は断念したが、20年5月、名を日向坂46に変更していたグループに合流し、活動を再開。以降はサッカーフリーク、知性派アイドルとして存在感を高め、今年1月27日には、全人口で上位2%のIQ(知能指数)の持ち主が入れる国際グループ「MENSA」(メンサ)の会員となったことを発表した。
影山の卒業発表を受け、日向坂46の公式ツイッターには多くのコメントが寄せられ、「日向坂をサッカーファンに教えてくれてありがとう」「これからの活躍も期待」「一生影サポだよ!」などのエールが相次いだ。