“9割5分が刑事”内藤剛志、ホテル支配人役で出演も現場で警察手帳の出し方を指導
俳優の内藤剛志が17日、都内で行われたBS-TBSで放送される主演ドラマ『ホテルマン 東堂克生の事件ファイル~日光鬼怒川温泉殺人事件~』(3月18日放送、午後7時)の記者発表会に出席した。
所作指導に「刑事役じゃないのに…」
俳優の内藤剛志が17日、都内で行われたBS-TBSで放送される主演ドラマ『ホテルマン 東堂克生の事件ファイル~日光鬼怒川温泉殺人事件~』(3月18日放送、午後7時)の記者発表会に出席した。
石ノ森章太郎氏による『HOTEL』を原案としたスピンオフドラマで、昨年1月に第1弾『八ヶ岳リゾート殺人事件』が放送された。第2弾となる本作では、プラトン・グループ支配人の東堂克生が赴任先のホテル「プラトン鬼怒川」で起こった事件の解決に奔走する。
『警視庁・捜査一課長』の大岩純一や、『科捜研の女』の土門薫(ともにテレビ朝日系)など、数々の作品で刑事役を演じている内藤。今回はホテルの支配人役で、「9割が刑事役だけど、そうじゃない1割がやってまいりました。いや、9割はうそで、9割5分が刑事です(笑)」と笑いを誘った。
刑事を演じていることについては、「大岩や土門という人間を演じているわけで、実はあまり刑事をやっているとは思わない」と説明。警察手帳を持たない役に「刑事は背負うものがあるのでフリーになれる部分が大きかった。楽しかった」とほほ笑んだが、本作に刑事が登場することから所作について聞かれたという。「警察手帳はどうやって出すんですかと聞かれて、刑事じゃないのに“刑事指導”した(笑)」と明かした。
内藤は「ホテルではその日泊まる人はその日だけでも家族。(支配人役は)スタッフに対しても家族の代表みたいな、父親みたいなイメージでいたかった」と役作りを紹介した。また、「人間的でありたいと思って、なるべく弱さ、人間臭く演じた。いつもの“刑事臭”をとって、半泣きになってやらせていただきました」と演じ分けについても語った。