「舞台を救え」舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」が発足 舞台公演配信目指す
舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェエクトが24日、発足した。演劇プロデューサーの松田誠が発起人となったプロジェクトで、既存の舞台公演の映像配信や、今後上演される公演のライブ配信など、新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを受けている演劇界を救済することが目的だという。
大打撃を受けている舞台業界に希望を すでに多くの俳優が賛同示す
舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」プロジェエクトが24日、発足した。演劇プロデューサーの松田誠が発起人となったプロジェクトで、既存の舞台公演の映像配信や、今後上演される公演のライブ配信など、新型コロナウイルスの影響で大きなダメージを受けている演劇界を救済することが目的だという。
舞台専門プラットフォーム「シアターコンプレックス」は、5月1日から開始されるクラウドファンディングで募った資金で設立を目指す。今までにない「舞台」に特化した配信サービスとして、演劇(ストレートプレイ、ミュージカル)を主軸とし、幅広いジャンルのエンターテイメントを提供する。
発起人の松田誠は「シアターコンプレックス」について、「ネット上に架空の劇場を作るイメージです」と説明。感染拡大によって様々な公演が中止、延期せざるを得ない状況に直面している演劇業界だが、「お客様が参加したい応援できる劇場にしたいと思っています。新しいコンテンツを作ることで、俳優やクリエイターに新しい仕事が生まれます。これによって多くの仲間を守れると考えました」と松田は言葉を強める。
「キーワードは『舞台を救え』です。舞台の日を消さないために、どうか皆さんの力をお貸しください。またリアルな劇場でお会いできる日を目指して!!」とファンに呼び掛けた松田。プロジェクト公開からわずか1時間半あまりで「#舞台を救え」はトレンド入り。多くの舞台俳優たちがSNSで賛同の声を挙げている。約40社にのぼる協力企業とともに、演劇界の救世主を目指す。