石田純一 アビガン大量投与で小康状態に「まずは命あってのもの」と訴える
新型コロナウイルスに感染した俳優の石田純一が23日、コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に出演し、病院から症状を報告した。
「一刻も猶予ない」
新型コロナウイルスに感染した俳優の石田純一が23日、コメンテーターを務める文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」に出演し、病院から症状を報告した。
石田は14日に都内の病院に入院する前、仕事を兼ねて滞在した沖縄でゴルフをプレーしていたことが発覚し、批判を浴びている。
22日に行われた電話取材で、石田は「東京から出るべきじゃなかったという部分で非常に反省しております。ホテルなどにも大変ご迷惑をおかけしてしまった。それから沖縄の人たちにも非常に不快な思いをさせてしまったことをもう本当に反省しております」と話し、謝罪した。
自身の症状については、一時38.8度まで上がった熱は平熱近くまで下がったと主張。現時点で肺のレントゲンで影が写る以外は、症状はないと明かした。病院食は「食欲はなく無理にがんばって食べている」。
一方で、入院初期の緊迫した状態を告白した。
「4月15日にはこりゃダメだと。即入院になった。そのときから一刻も猶予ないので、『アビガンでいかないか』というふういみお話をいただきまして、その時、1回2回は大量投与だったですね。ちょっと呼吸とかも弱くなってたもんですから、いろんな意味で猶予がないということで」
薬の効果で熱は4日で収まり、小康状態となった。
「このたびは私も油断は本当にしていなかったつもりなんですが、こうやって結果的に陽性になってしまったことに非常に責任感じておりますし、うつらないようにとか気をつけてくださいとか言わしていただいているのに、自身がなってしまって大変恐縮でございます。いろんな方にご迷惑をおかけしてしまったことをお詫びしたいと思います」と改めて謝罪した石田。
外出自粛により経済への大きな影響が心配されるが「まずは命あってのもの」と訴えた。