【罠の戦争】鷲津が奇跡の逆転当選 痛快な“スパイ返し”に視聴者衝撃「リアル過ぎる政治風景」
俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(月曜午後10時)の第5話が13日に放送され、選挙戦の裏で行われているスパイ合戦が描かれた。息子の転落事件の真相を暴くため代議士になって権力に立ち向かう代議士秘書・鷲津亨(草彅)の戦いを描くリベンジエンターテインメント。鮮やかな“罠”を仕掛け腐敗した政治家に報復する痛快ストーリーで話題となっている。草彅は今回6年ぶりの主演ドラマで、「銭の戦争」(2015年)、「嘘の戦争」(17年)に続く“戦争シリーズ”第3弾となる。
真の敵は総理と思いきや鶴巻幹事長?
俳優の草なぎ剛が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『罠の戦争』(月曜午後10時)の第5話が13日に放送され、選挙戦の裏で行われているスパイ合戦が描かれた。息子の転落事件の真相を暴くため代議士になって権力に立ち向かう代議士秘書・鷲津亨(草彅)の戦いを描くリベンジエンターテインメント。鮮やかな“罠”を仕掛け腐敗した政治家に報復する痛快ストーリーで話題となっている。草彅は今回6年ぶりの主演ドラマで、「銭の戦争」(2015年)、「嘘の戦争」(17年)に続く“戦争シリーズ”第3弾となる。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
犬飼(本田博太郎)の地盤を引き継いで千葉15区の公認を得た鷲津は後援会長の鰐淵(六平直政)を味方につけ選挙戦に臨む。しかし、無所属新人候補の人気フリージャーナリスト・有馬保奈美(真田麻好美)が立ちはだかる。有馬のバックには総理の竜崎(高橋克典)がついているらしく破竹の勢いを見せていた。有馬陣営はうぐいす嬢の引き抜き、怪文書のばら撒き、スパイの送り込みなどあらゆる妨害の“罠”を仕掛けてくる。劣勢に危機感を募らせた幹事長の鶴巻(岸部一徳)は15区に入り、茶封筒に入った500万円を鷲津に渡す。25人の市議会議員に渡して票集めをさせるよう指示したのだ。グレーな手法に鷲津はためらいを見せるが、鶴巻の「表沙汰にならなきゃいい」という言葉を聞いて現金を受け取る。
【千葉15区】
有馬保奈美(45):無所属新人:27.5%
鷲津亨(45):民政党公認新人:21.3%
このように選挙前は劣勢だった鷲津だったが、魂の演説で有権者の心をつかみ逆転当選を成し遂げた。
有馬陣営からの“罠”のうち際たるものがスパイだった。ウグイス嬢の引き抜きでは「パワハラ」、眞人(杉野遥亮)が友人に牛丼をおごると「買収」と書かれた怪文書がたちまち配布された。また、秘書の貝沼(坂口涼太郎)が市議会のドン(諏訪太朗)に“実弾”を渡しに行くと警察が登場するなど、鷲津陣営の動きは筒抜けとなっていた。鷲津は内部にスパイが入り込んでいることを確信し、返ってそのスパイを利用する策に打って出る。引き抜かれたウグイス嬢に有馬陣営の動きを探らせもした。その結果、竜崎の政務秘書官である猫田(飯田基祐)が裏で糸を引いていたことが判明する……。
鷲津の“スパイ返し”にネットでは「リアル過ぎる政治風景が落とし込まれている。スパイを巧みに見つける鷲津夫妻めっちゃカッコいい」「日本の選挙の闇が出て来てリアルだった」「スパイ返し面白かった、痛快」「互いにスパイを送り込んで動向を探り合う選挙、見どころ満載だった」「貝沼くんや蛯沢くんがスパイなのかと疑ってしまいました」「怪文書とかスパイとか足元すくわれそうで怖い」などの反響が上がっている。劇中でリアルな選挙の実態が描かれたことに多くの視聴者が衝撃を受けたようだ。