【どうする家康】家康の3大ピンチ一向一揆編スタート、民衆の怒り爆発に対抗策は
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。
松本潤が徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ 第7回の見どころを探る
松本潤が主演を務め、徳川家康を演じるNHKの大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)。死ぬか生きるかの大ピンチをいくつも乗り越えていく家康を描く波瀾万丈のエンターテインメント。
2月12日に放送された第6回では、松平元康(のちの家康=松本潤)が、駿府に残された妻・瀬名(有村架純)を奪還しようと再び、本多正信(松山ケンイチ)と服部半蔵(山田孝之)が頭領を務める伊賀忍者の服部一党を使い奪還作戦を試みた。失敗した最初の作戦と違い、卓越した技を使う女大鼠(松本まりか)の活躍もあって、今川側の重臣・鵜殿長照(野間口徹)を倒し、その息子2人を人質に取る作戦に成功。瀬名らと鵜殿の息子2人の人質交換が描かれた。ネットでは女大鼠の活躍を絶賛する声であふれた。
NHKによると、元康は、家康と名を改めるという。国をまとめたいと願う家康だが、三河内の争いも絶えず、三河統一は、はるか先の話。そんな中、民衆の間で一向宗が人気と瀬名から教えられる。家康は宗徒が集まる本證寺に潜入すると、そこには寺内町という巨大な町がつくられ、住職の空誓(市川右團次)は、「民が苦しむのは武士のせいだ」と説いていた。家康は一向宗への対抗を命じるが……、という展開とされる。
公式ホームページの第7回の予告映像には、冒頭、「家康3大ピンチ 一向一揆編スタート」という字幕があった。その後、貧困、飢え、争い、民衆の怒り爆発という字幕も。文字通り家康の大ピンチが描かれるようで、家康の「わしはこの三河をひとつの家だと考えておるんじゃ」という声の後には「家が壊れる!?」という字幕と「こいつら、手を組んで立ち上がったらどうなる」という低音ボイスに続いて信長(岡田准一)の映像が映し出された。
第6回では半蔵の頼りない忍術などコミカルな要素がしっかり織り込まれ、また、SNS上に絶賛の声があふれた女大鼠のかっこいい忍者としての姿もあり、これまでの大河ドラマにはなかったようなエンターテインメント性を感じさせた。
また、瀬名の母・巴(真矢ミキ)と父・関口氏純(渡部篤郎)が命がけで瀬名と孫を守る姿に、SNSでは「涙腺崩壊」という声が目立った。笑いと涙、忍者の活躍によるワクワク感が視聴者をしっかり楽しませたように思う。第7回は家康の3大ピンチの一つ、一向一揆編のスタート。高いエンターテインメント性を感じる作品だけに、家康の大ピンチをどんな展開や映像で楽しませてくれるのか。回を追うごとにワクワクが増していくような気がする。