伊東蒼、『どうする家康』にお市の侍女役で出演 北川景子に見惚れる「仕草が美しくて」

俳優の伊東蒼が松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが10日に発表された。伊東の大河ドラマへの出演は2012年放送の『平清盛』以来2度目となる。

伊東蒼
伊東蒼

主演・松本潤を「心の中でいつも『殿!』と呼んでいました」

 俳優の伊東蒼が松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが10日に発表された。伊東の大河ドラマへの出演は2012年放送の『平清盛』以来2度目となる。

 伊東が演じるのは、お市(北川景子)と家康をつなぐ浅井家の侍女・阿月(あづき)。貧しい下級武士の娘で、つらい生活を送っていたところを、北近江・浅井家に嫁いだお市に助けられ、侍女として献身的に仕える。越前・朝倉義景と戦うため、織田・徳川軍が金ヶ崎に向かう中、浅井家の混乱を察した阿月は、お市にあることを申し出る。

 伊東は本作への出演にあたって「阿月はつらい状況の中でも、阿月自身が持つ芯の強さや負けん気が、常に光っているような印象を受けました。お市様への感謝や慕う気持ちもものすごく感じました。大河ドラマと名前を聞いただけでものすごく背筋が伸びましたし、セットや衣装何から何まで私が日々生活する環境とは違うので、撮影の日々が新鮮で刺激的でした」と感想を語った。

 前回の大河ドラマ『平清盛』出演を「初めてお着物をきて撮影をしたのが平清盛だったので、お着物を着られたことがすごくうれしかったです。松山ケンイチさんからグミをいただいたことをすごく覚えています」と思い出を振り返った。

 本作の脚本・古沢良太氏の作品の印象を、「古沢さん作品への出演は初めてです。『コンフィデンスマン JP』が家族みんなで好きで、ドラマは全部見ましたし、新作が公開されるとすぐに見に行きました。いくら先の展開を考えても裏切られ続けるコンフィデンスマンの世界が面白くて夢中で見ていました。私は完全に『どうする家康』のファンなので、毎週日曜日を心待ちにしています。今放送されているお話からどうなって阿月が登場する回のストーリーにつながるのかワクワクしています」と明かした。

 さらに、「北川さんは、本当にいつでもお市様のように仕草が美しくて、見ほれてしまうことが多かったです。一緒に撮影をしていくうちに、阿月がお市様を慕っていたように、私も北川さんにそのような気持ちになって行きました。松本さんは衣装合わせや現場でお会いしたときは、必ず声をかけてくださって、途中から撮影に参加したのですが、安心してお芝居をすることができました。現場の皆さんが『殿!』と呼んでいたので、私も実際には呼ぶことはできませんでしたが、心の中でいつも『殿!』と呼んでいました」と共演者とのエピソードも披露した。

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