なにわ男子・長尾謙杜、『どうする家康』で大河初出演 主演・松本潤は「目指している先輩」
なにわ男子の長尾謙杜が10日、松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが分かった。長尾は大河ドラマ初出演となる。
自身の名前の由来は上杉謙信…複雑な思いも
なにわ男子の長尾謙杜が10日、松本潤主演のNHK大河ドラマ『どうする家康』(日曜午後8時)に出演することが分かった。長尾は大河ドラマ初出演となる。
長尾が演じるのは本当の信玄を知る家康の異父弟(おとうと)、久松源三郎勝俊(ひさまつ・げんざぶろうかつとし)。家康の母・於大(松嶋菜々子)と久松長家(リリー・フランキー)の間に生まれ、家康の異父弟として、若き頃より人質として武田家へ預けられ、信玄(阿部寛)のもとで暮らす。徳川と武田の関係がこじれる中、その身を案じた家康は、服部半蔵(山田孝之)を通じて源三郎に甲斐脱出を命じる。
長尾のコメント全文は以下の通り。
○長尾謙杜
――演じる人物の印象。
「台本をいただいた時に特に感じたことはやはり戦国時代はすごい時代だなということです。敵地に人質として行くという経験を僕はした事がないので、自分に置き換えると事の大きさは違えど、どういった経験が近いのかななど、たくさんの想像が膨らみました。色々な葛藤や夢を抱えながら前に進んでいくという部分などでは共通する部分があると思うので、源三郎に寄り添って演じさせていただこうと思います。歴史が大好きな方やあまり知らないよという方など、たくさんの方々に楽しんでもらえるよう頑張ります」
――大河ドラマ初出演にあたって。
「大河ドラマに出演することが僕の中で一つの夢、自分が描く道という思いで頑張っていたので、それを実現できて本当にうれしいです。今回の作品で演じる役を考えると、僕の名前の由来が上杉謙信から来ているので少し複雑な気持ちもありますが、いつか武田信玄を倒せるように頑張ります! 先日、初めて所作の指導をしていただいて、日本の文化の素晴らしさや、改めて礼儀などを勉強させていただいて、大河ドラマは俳優としても人としても成長させていただける場だなと感じました。また、カツラはすごく楽しみです。先日、カツラの採寸をしていただいて、ドキュメンタリーなどの映像で見ていた事を経験できてすごく新鮮でうれしかったです。カツラにも注目していただけたらうれしいです」
――印象的な古沢さんの作品。
「『コンフィデンスマン JP』シリーズはどこからだましが入っているんだろうと考えながら見たり、伏線回収が素晴らしかったりと最後までワクワクの作品でした! 古沢さんの『どうする家康』のインタビューで、家康殿の人生がすごく面白くてピンチの連続で波瀾万丈とおっしゃっていて、青春ドラマやホームドラマの要素も描きたいとおっしゃっていたので、それをどう描くのかがすごく楽しみです!!」
――異父兄・徳川家康役の松本潤さんとの共演にあたって。
「潤くんに出演することが決まった時に一番に連絡させていただきました! 『またよろしゅう』と返信をいただいて、そのお言葉に答えられるように頑張りたいと思います!! 潤くんとは去年に一度ドラマで共演させていただいてその際にたくさんのことを学び、同じグループの最年少として目指している先輩なので今回も多くのことを学び、これからに生かしたいと思います。潤くんとは事務所の大先輩という関係ですが、役では異父兄弟。でも家康殿。距離が近くなったのか遠くなったのか難しいです笑笑 事務所の後輩としては先輩と距離を縮められたらうれしいです!!」