岡江久美子さん、庶民感覚持ち合わせた素顔 「はなまるマーケット」で司会もお手伝い雇わず
女優の岡江久美子さんが23日午前、都内の病院で新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった。63歳だった。
朝5時起きで娘の朝食作り
女優の岡江久美子さんが23日午前、都内の病院で新型コロナウイルス感染による肺炎で亡くなった。63歳だった。
岡江さんは、4月3日に微熱を訴え、6日朝に容体が急変し、緊急入院した。PCR検査の結果、新型コロナウイルスへの感染が判明した。
夫で俳優の大和田獏とはNHKのクイズ番組「連想ゲーム」で共演して知り合い結婚。“おしどり夫婦”として知られた。一粒種・美帆をもうけたが、獏は意外と硬派で父親としてはしつけなどに厳しかった。そのぶん岡江さんが美帆を優しくかわいがり、美帆が子供の頃はよく舞台を観に連れて行き、美帆はその影響で女優志望になったという。
華やかな芸能人夫婦だったが、娘には普通の家庭と同じような感覚で育てたかったようで、お小遣いは小学生だと数百円と一般家庭並み。1996~2014年まで朝の生活情報番組「はなまるマーケット」(TBS)のMCを務めていたときはお手伝いさんを雇わず、朝5時とまだ暗いうちから起き出して娘の朝食を作り、洗濯などの家事をしてから仕事に出かけていた。
明るく話好きな性格で、娘が結婚し家を離れてからは、獏と2人でちょくちょく外食に出かけ食事や酒を楽しんでいた。