人気グループのSnow Manが、8日に都内にて行われた『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』制作発表会に登場した。メンバーが本作への意気込みに加えて、過去の思い出を語った。

　2006年に誕生した『滝沢演舞城』は、19年に『滝沢歌舞伎ZERO』としてさらなる進化を遂げ、これまで本シリーズに出演を重ねてきたSnow Manへと主演が引き継がれた。また、20年には『滝沢歌舞伎ZERO 2020 The Movie』として映画化を果たし、興行収入21億円を超える大ヒットを記録。今年は、Snow Manが初めて演出を担い、『滝沢歌舞伎ZERO』のファイナルを飾る。

　渡辺翔太は「ファイナルっていうことに引っ張られすぎず、初めて来るお客さんにも親切な演目で、誰も置いていかない舞台作りをみんなでしていけたらなと思っております」とファンへメッセージを送る。

　さらに、報道陣のカメラに顔を向けると「タッキー、見てる？　会見やってます。タッキー！」と昨年まで『滝沢歌舞伎ZERO』の演出を手掛けていた滝沢秀明氏にも手を振ってメッセージを送った。

　渡辺に加え、これまでの公演の思い出として深澤辰哉は「滝沢さんにすごくお世話になって、泣くほど怒られました。この滝沢歌舞伎という作品がなければ、僕はこんなにしゃべる人じゃなかったかもしれないです」と滝沢氏の名前をあげた。すかさずラウールから「耳、真っ赤だよ」とツッコミが入ると、深澤は「滝沢さんに怒られたときを思い出しちゃって。歌舞伎メイクで怒るんですよ」とエピソードを明かした。

　制作発表会では『滝沢歌舞伎ZERO FINAL 映画館生中継』の開催も発表された。新橋演舞場で行われている本公演のライブ映像を、日本全国の上映映画館にてライブビューイング（生中継）する。期間は、4月19日～30日の15公演となる。

　本作にはジャニーズJr.から、SpeciaLと少年忍者のヴァサイェガ渉、内村楓太、豊田陸人、長瀬結星も出演する。