キンプリ高橋海人がオードリー若林、SixTONES森本慎太郎が南キャン山里 4月日テレドラマで半生演じる

4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(日曜午後10時30分)では、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生が描かれるが、高橋海人(King & Prince)が若林、森本慎太郎(SixTONES)が山里を演じることが7日、決まった。

オードリーの若林正恭、King & Princeの高橋海人、SixTONESの森本慎太郎、南海キャンディーズの山里亮太(左から)【写真:(C)日本テレビ】
オードリーの若林正恭、King & Princeの高橋海人、SixTONESの森本慎太郎、南海キャンディーズの山里亮太(左から)【写真:(C)日本テレビ】

若林&山里は驚愕「まさかジャニーズのお二人に演じてもらえるとは…」

 4月スタートの日本テレビ系連続ドラマ『だが、情熱はある』(日曜午後10時30分)では、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭と南海キャンディーズ・山里亮太の2人の半生が描かれるが、高橋海人(King & Prince)が若林、森本慎太郎(SixTONES)が山里を演じることが7日、決まった。

 若林と山里はそれぞれの半生がドラマ化されることは知っていたものの、誰が演じるかは全く知らなかったようで、山里がゲスト出演していた日本テレビ系「午前0時の森」の収録直後のスタジオに、高橋と森本がサプライズで登場。「若林正恭役を演じます高橋海人と申します」、「山里さんを演じさせてもらいます森本慎太郎と申します」という突然の発表&あいさつで、番組出演していた若林と山里はただただ驚き笑うしかない状況に。

 山里は「ぽっちゃりのおかっぱが来るかと思っていた」とコメント。若林も「自分より3歳くらい年下の個性派俳優さんが演じると思っていたので、まさかジャニーズのお二人に演じてもらえるとは…」とかなり驚愕した様子。「俺たちの人生じゃなくて、(高橋海人と森本慎太郎の)2人の人生をやりなよ」と笑いを誘っていた。

 若林と山里はそれぞれ10代の頃からお笑い芸人を目指すも、なかなか日の目を見ず不遇の時代を過ごす。しかし努力の末、「M-1」準優勝でブレイク。オードリー、南海キャンディーズは誰もが知る人気お笑いコンビとなるのだが、ともに売れたことによる周囲の変化や「仕事」への疑問、ネガティブな思い。「相方の方ばかり売れていく」「じゃない方」といった嫉妬や妬み。そんな負の感情の中でもがいていた。

 そんな中でふたりは出会うことになる。そしてお互いを知るうちに「負の感情を笑いにしよう」と、それぞれのコンプレックスを生かした漫才やコントを披露するユニット「たりないふたり」を結成。活動を始めた。2021年5月31日の無観客配信ライブをもってその活動も幕を閉じたが、5万5千人超えの観客を集めお笑いライブの生配信としては歴代最高記録を打ち立てた。その他、若林と山里を取り巻く魅力的な家族や仲間も続々と登場。それぞれの相方役などは、後日発表される。

■高橋海人(King & Prince)

 今回のドラマには、若林さんと山里さんの2人がどんな青春を送ったのかが、たくさん詰まっています。僕は若林さんを演じさせて頂くのですが、今回作品に出演させて頂くにあたって若林さんへの印象が、ガラっと変わりました。

 今までは頼りがいのあるMCのイメージでしたが、過去の話を知ってからは、色々な面で自意識過剰で、色々なことを気にして八方ふさがりになってしまうことが多い方なんだと。実は自分も意外と似たような面があったのでとても共感できました。自分も気にして考え込んで周りの人に心配されることがよくあります。若林さんのエッセイを読んで共感できるところに折り目をつけていたのですが、半分以上に折り目がついてしまいました(笑)
その共感できる部分を生かして頑張りたいと思います。若林さんと山里さんのすごく長くて情熱的な青春を、みなさんと一緒に“追体験”していけたらと思います。丁寧に頑張りたいと思います。

■森本慎太郎(SixTONES)

 僕が演じる山里さんと言えば、「スッキリ」の天の声さんですよね。朝のお茶の間に、笑いと1日の活力を届けているイメージがあったのですが、ふたを開けて山里さんのことを、色々調べていくと、僕はまったく共感ができませんでした(笑)

 山里さんが若い頃に書いたノートがあって、それに悪口や自分のされてきたことを記録しているのですが、嫉妬だったり色々な負の感情が一冊にきゅっと詰まっています。

 でも今の山里さんがあるのは、過去の山里さんがあってこそで、より山里さんを好きになれる一歩だと思うとすごく楽しみです。

 今、テレビの世界で見る山里さんと若林さんはすごくキラキラしていて、成功者のイメージがすごく強いけど、その裏ではいろんな経験をされていて、知れば知るほど出てくる魅力がたくさんあると思います。何よりおふたりってちょっとネガティブですが、根本にあるお笑いに対しての好きな気持ちだったり、芯っていうものがしっかり通っていて、その根源にあるものを映像を通してお伝えできたらと思います。
ぜひ、このドラマを通してそこを見て頂けたらと思います。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだか

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