ZETA DIVISION、選手たちへの出待ち行為に自粛要請「退去命令へと繋がってしまう可能性」

人気プロゲーミングチーム『ZETA DIVISION』が、同チームのタクティカルFPS『VALORANT』部門選手への“出待ち行為”の自粛を要請した。

ZETA DIVISIONが出待ち被害に対して声明を発表
ZETA DIVISIONが出待ち被害に対して声明を発表

世界大会に向けて合宿中の選手を待つ行為について声明発表

 人気プロゲーミングチーム『ZETA DIVISION』が、同チームのタクティカルFPS『VALORANT』部門選手への“出待ち行為”の自粛を要請した。

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 同部門は、昨シーズンの世界大会『2022 VALORANT Champions Tour Stage 1 ― Masters Reykjavik』で3位に入るなど国内屈指の実績を持ち、高い人気を誇る。現在は『2023 VALORANT Champions Tour – LOCK//IN Sao Paulo』に向けた調整で、ZETA DIVISIONオフィス内でのブートキャンプ(トレーニング合宿)を実施中となっている。

 その中で、同チームは5日に公式ツイッターで「弊社オフィス周辺での出待ち行為について」とした声明を発表。「今回のブートキャンプにおいて弊社オフィス周辺にて長時間待機される方が見受けられており、近隣住民の方々や管理会社からの苦情・注意が弊社に届いております」と報告した。

 そして「この状態が続きますとブートキャンプの実施ができない状況や、管理会社からの退去命令へと繋がってしまう可能性がございます」として、「選手たちも国際大会を目前に控えた大事な時期となりますので、公共の場で弊社所属メンバーをお待ちになる行為はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。皆さまの熱心なお気持ちは大変嬉しく存じますが、何卒ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます」と、出待ち行為の自粛を要請している。

 この投稿には、「推しなのは分かるが迷惑になるのちょっと考えればわかるっしょ…」「ファンなら選手たちにとって何が必要か大切かぐらい考えてほしい」「一周回ってアンチやろ」などの声が寄せられ、「めっちゃ女の子待ってたよね」と実際に現地の様子を見て驚いたファンもいたようだ。トップ選手の人気が沸騰する中、ファンのリテラシーも問われる事態となっている。

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