【UFC】平良達郎、鮮やか“逆転”の1R・一本勝ち「僕が上を取って極められない選手はいない」

UFCファイター平良達郎が「UFCファイトナイト・ラスベガス68」でヘスス・アギラー(メキシコ)に1R・4分20秒、腕十字で一本勝ちを収めた。

ヘスス・アギラーから一本勝ちを収めた平良達郎(左)【写真:Getty Images】
ヘスス・アギラーから一本勝ちを収めた平良達郎(左)【写真:Getty Images】

「アイムハッピー! センキュー!」でマイクを締める

 UFCファイター平良達郎が「UFCファイトナイト・ラスベガス68」でヘスス・アギラー(メキシコ)に1R・4分20秒、腕十字で一本勝ちを収めた。

 平良は昨年5月にUFCデビュー。カルロス・カンデラリオと戦い、判定勝ちをした。2戦目はCJ・ベルガラと対戦し2Rに腕ひしぎ十字固めを極め一本勝ちを収めていた。

 鮮やかな逆転一本勝ちだった。平良はゴングが鳴った瞬間にアギラーのローキックを被弾し、転倒。そのまま組みつき、相手にカウンター気味のギロチンチョークを仕掛けられた。

 しかしその後、落ち着いて対処する。時間をかけて、ギロチンから抜け出し、トップマウントを取ると一瞬の隙をついて三角を仕掛ける。三角でアギラーの頭を抱えたまま下のポジションへ移行。右腕を不用意に出した瞬間を見逃さず、そのまま腕十字でタップアウトを奪った。4分20秒だった。

 平良は試合後、ギロチンを仕掛けられたシーンについて「うわ、さっそくやられたなってちょっと硬くなってしまいました」と振り返る。

 結果は勝利しUFC3連勝。プロ戦績は13戦13勝となった。「僕が上を取って極められない選手はいないです。もっと上に行きます、押忍! 日本のみなさん勝てました。また戻ってきます」と語った。

 そして最後に「アイムハッピー! センキュー!」とおなじみのマイクで締めた。

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