花江夏樹『鬼滅の刃』新章劇場公開に感謝 制作会社を絶賛「クオリティーが素晴らしい」
声優の花江夏樹が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。「ありがとうございます!」と今回の劇場公開に対する感謝の気持ちを語った。
「阿佐ヶ谷に足を向けて眠れない」と脱帽
声優の花江夏樹が4日、都内で行われた『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』公開記念舞台あいさつに出席した。「ありがとうございます!」と今回の劇場公開に対する感謝の気持ちを語った。
『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』は、炭治郎、音柱・宇髄天元(小西克幸)たちと上弦の陸(ろく)・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)との激闘を描いた「遊郭編」第十話、第十一話の劇場初上映と共に、その後の新たな任務地での霞柱・時透無一郎(河西健吾)と恋柱・甘露寺蜜璃(花澤香菜)との出会いや無限城に集められた上弦の鬼の姿を描いた「刀鍛冶の里編」第一話を初公開する。
主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)役の花江は、今回の劇場公開について「『ありがとうございます!』という気持ちです」と感謝。「テレビシリーズで放送されていたときから、もう、遊郭編より前、立志編の頃から『劇場で見たい!』という声がたぶん多かったと思う。なのでそれが念願かなって、(遊郭編の)クライマックスのシーンが丸ごと見られるのは、(作品の)ファンとしてうれしいなと思っている」と満面の笑みに。
続けて会場を見渡して「お金を払って皆さん劇場に来ていただいているんですけど、まぁ、逆にもらっているかのような(笑)、実質無料で見ているかのような感覚に陥る素晴らしい映像、クオリティー。何でもかんでも劇場で上映すればいいというものではなくて、そもそもがufotableさんの映像のクオリティーが素晴らしいがゆえの劇場上映だと思う。そこはもう、阿佐ヶ谷(アニメ『鬼滅の刃』シリーズを手掛けるufotableの所在地)に足を向けて眠れない」と話した。
その後も花江は、話を振られるごとに「ありがとうございます!」と連呼。「やっぱり感謝は忘れないようしないと」と自分に言い聞かせるように答えた。
今回の舞台挨拶には竈門禰豆子(かまど・ねずこ)役の鬼頭明里、我妻善逸(あがつま・ぜんいつ)役の下野紘、嘴平伊之助(はしびら・いのすけ)役の松岡禎丞も出席した。
同作は、累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴の同名漫画を原作とする人気アニメシリーズ。2019年4月より『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』の放送を開始。その後、20年10月には『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を公開し、国内歴代興行収入が歴代1位となる400億円を記録した。21年から22年にかけて『テレビアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編』『テレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編』を放送・配信。2023年4月より、炭治郎たちの新たな物語を描く『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)が放送される。
2月3日には、上弦の壱(いち)・黒死牟(こくしぼう)を置鮎龍太郎が、上弦の弐(に)・童磨(どうま)を宮野真守が、上弦の肆(し)・半天狗(はんてんぐ)を古川登志夫が、上弦の伍(ご)・玉壺(ぎょっこ)を鳥海浩輔が演じることが新たに発表されている。