菅野美穂、10年ぶり共演・天海祐希の演技に感銘「ギリギリまで自分を追い込んで、努力する」

俳優の菅野美穂が3日、都内で行われた映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台あいさつに登場した。当日は、共演者の豊川悦司、市川愛之助、天海祐希、河毛俊作監督も登壇し、同作をアピールしていた。

映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台あいさつに登壇した菅野美穂【写真:ENCOUNT編集部】
映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台あいさつに登壇した菅野美穂【写真:ENCOUNT編集部】

菅野美穂、映画『仕掛人・藤枝梅安』をアピール

 俳優の菅野美穂が3日、都内で行われた映画『仕掛人・藤枝梅安』初日舞台あいさつに登場した。当日は、共演者の豊川悦司、市川愛之助、天海祐希、河毛俊作監督も登壇し、同作をアピールしていた。

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 同作は生誕100年を迎える池波正太郎の原作小説の映画化。仕掛人の梅安(豊川)は表の顔は腕のいい鍼医だが、裏では悪人をあの世に送る。菅野は、梅安が唯一心を許すことになる女性・おもん役を務める。

 天海と10年ぶりの共演となった菅野は「私は天海さんと共演させていただくのを楽しみにしておりました。この10年は私も生活が大きく変わりまして、まだ子どもに手がかかる時期です。でも、変わらず情熱を持って演技の道にまい進されている天海さんを間近でご一緒させていただきました。ご自身の中で目標を決めてギリギリまで自分を追い込んで、努力するという先輩の姿を間近に触れて、勉強させていただきました」と恐縮しつつ先輩を立てていた。

 天海が「菅野さんと一緒にお仕事をさせていただくのは刺激をいただけますし、楽しみにしておりました。10年の人生経験が有り余るほどお芝居の栄養になっていたと思います。使っていないセットのお部屋でボソボソ話して、楽しかったです」と返すと、会場からは拍手が巻き起こった。

 同作の料理監修は野崎洋光氏(分とく山)。MCから「おすすめのシーンは?」と聞かれた菅野は「私は女中なので、分とく山のいい香りのお料理を手をつけることなく運んだのですが、お料理はふたを開けることがなくても、できたてのお料理を準備していただいていたそうです。京都は寒いので、すぐに湯気が消えちゃうんですよね。大変なご苦労だったと思います」とエピソードを明かしていた。すると、愛之助が「ぜひ、分とく山さんにも行っていただければと思います」と付け加えて、会場の笑いを誘っていた。

 同作は2部作で制作。2月3日に1作目、4月7日に2作目が公開される。

※野崎洋光の「崎」の正式表記はたつさき

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